「内向型」であることの生きづらさを乗り越えられる一冊
人間のタイプを大きく「外向型」と「内向型」に分けるとしたら、あなたは自分をどっちだと思いますか? ちなみに筆者は、外向型と答えたいところですが、本来の性格は内向型であるという自覚があります。
外向型と答えたかったのは、やはり世間的に良いイメージを抱かれやすいのは外向型だからでしょう。内向型はどうしても「集団行動が苦手」「他人に合わせられない」「暗くて話下手」といったネガティブなイメージで捉えられがちですよね。
年を重ねた現在は、内向型の自分と何とか折り合いをつけられるようになりましたが、若い頃は、アピール上手でさらっと人の懐に入っていける外向型の人がうらやましくて、そして妬ましくて(まさに内向型!)、何とか近づこうと必死だった時期もありました。
もし、筆者同様に内向型であることにコンプレックス抱き、生きづらさを感じている人がいるとしたら、ご一読いただきたいのが『精神科医が教える「静かな人」のすごい力 内向型が「秘めたる才能」を120%活かす方法』という書籍です。
本書は内向型が秘めている潜在能力とそれが役立つ事例が、科学論文など最新のエビデンスに基づいて書かれており、少なくとも筆者は内向型であることに自信を持つことができました。
ちなみに、本書によると内向型にはこの8つの長所があるそうです。
冷静さ・思慮深さ・洞察力・客観力・独創性・集中力・傾聴力・共感力
本書にはそれぞれの長所を伸ばす方法もつづられていますが、今回は、現代社会で内向型が見直されてきた背景や、内向型が人類の発展に寄与した事例について述べた部分をご紹介したいと思います!
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