現在開催中のパリ・オリンピックで、私の目に留まったのが欧州のロイヤルの皆様のエルメス所有が増えていること。ご存知のとおり、フランスには現在王室は存在しないので、他国のプリンセスの方々が愛用されているということになります。

しかも、そのうち3名が同じデザインを購入されている物もあるから、興味深いというもの! まさに今の時期にピッタリなエルメスの大人気アイテムから、生涯の憧れアイテムまで、欧州のお洒落プリンセスの方々が所有&愛用されているエルメスアイテムをご紹介します。

頑張れば手が届く物から、欲しくともなかなかお目にかかれないレアで高価な物まで。買える買えないはさておき、見終わったあと欲しい気持ちが増すことだけは間違いないでしょう(笑)。

まずは、米国在住ですが、いまだともかくは公爵夫人であり、英国ロイヤルファミリーの一員のこの方からです。


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英国・メーガン夫人(43歳):エルメスのサンダル“オラン”

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2023年5月13日、カリフォルニア州サンタバーバラにてディナー。ワンピース /ヘイディ メリック バッグ/セスタ・コレクティブ サンダル/エルメス“オラン”

昨年5月、ご自宅のあるサンタバーバラで、夫妻揃ってディナーに出かけられた際に目撃されたメーガン夫人のファッションですが、ヘイディ メリックのチョコレート色のワンピースの足元に合わされているのが、エルメスの人気サンダル“オラン“です。

Hのカットアウトがアイコニックなフラットサンダルで、我が国でも人気のこちら。エプソンカーフのエトゥープ(カラー)と称される、ベージュとグレーの中間のシックなカラーを選ばれたところもメーガン夫人らしいチョイスです。
 洋服と靴をアースカラーでまとめ、バッグは白で爽やかなアクセントをつけるという、まさに今参考になる大人コーデですね。

ちなみに今年4月のチャリティ・ポロの際、同モデルのローズ ポーセリン色を履いている姿も見られ、色違いでもお持ちになっているメーガン夫人です。

日頃から、シャネルにフェンディ、セリーヌなど、バッグ好きでハイブランド好きのメーガン夫人ですが、いまだエルメスのバッグを拝見したことがないのが、実は意外に思えてなりません。バーキンは絶対お好きなはず……と勝手に推測しておりますが、もしや、注目&批判を避けて、公の場で持たれていないだけで、すでにお持ちでは? とさえ。今後目撃したあかつきには、すぐにお伝えいたします(笑)。


オランダ・マキシマ王妃 (53歳) :エルメスのサンダル“オラン“

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写真:REX/アフロ 2024年2月26日。スカート/Natan サンダル/エルメス

続いてオランダのマキシマ王妃です。白のトップスとジャケット、ダークカラーのジャカードスカートに大きなバックルがアクセントになったスカートとのコーディネートに履かれていたのが、メーガン夫人と同じく、エルメスの“オラン“のサンダルでした。

王妃にとってはこれが一足目で、いわゆるデビューでしたが、全体をモノトーンでまとめたエスニックなスタイルに、このサンダルが大人の抜け感をプラスして、とてもこなれたお洒落に見えますね。黒の場合、肌色とのコントラストが出るので、メリハリの効いたアクセントになり、モード感もプラス。また、ペディキュアを真紅にされているところもさすが! です。

日頃のお洋服がカラフルで強い色が多い王妃なので、黒のサンダルはとても使いやすいでしょう。または、白やカラーの色違いも今後増える可能性ありかも? と思えるほどに馴染んでお似合いです。


デンマーク・メアリー王妃(52歳):エルメスのサンダル“オラン“

2024年8月、パリ・オリンピックを現地で応援されたメアリー王妃。

 

 

2024年8月、パリ・オリンピックを現地で応援されたメアリー王妃。

そしてもう1人、同じくエルメスの“オラン“を愛用されているのが、デンマークのメアリー王妃です。今月初めにパリ・オリンピックを現地で応援されていた際、ピンクのストライプワンピースにソフト帽を合わせた、夏の甘辛コーデに、エルメスのサンダル“オラン”(モーヴピンク)を履いていらっしゃいました。また、別日にはブルーシャツ+白パンツといったスマートカジュアルなスタイルに、同じモーヴピンクの“オラン”でアクセントをつけられたり。さらにそれ以前にはベージュ系を履かれていたことから、すでに何色かお持ちになっているほどご愛用の王妃です。