いや〜、すごかったですね、パリ五輪閉会式での、トム・クルーズのリアルタイム・スタント！ 会場のスタジアム「スタッド・ド・フランス」の屋根から119メートルの高さを躊躇なく涼しい顔でサクッと飛び降りて、高所恐怖症の私はスターのプロ意識の高さにびっくり。私なら、たとえ１億円くれると言われても、あそこから飛び降りるには１時間くらいの心の準備が必要そう。
次の開催地、L.A.への引き継ぎセレモニーのショーは他にもスヌープ・ドッグとドクター・ドレーの「The Next Episode」での共演がファンたちを熱狂させたほか、ビリー・アイリッシュにレッド・ホット・チリ・ペッパーズも登場するなど、グラミー賞並みの豪華さ。
開会式からして、セリーヌ・ディオンとレディ・ガガのパフォーマンスがあり、ハリウッド色が強かった今回のオリンピックですが、他にも大勢のセレブたちが会場を訪れていました。
個人的に「おおっ」となったのは、我らがジェームズ・ボンド役の、ダニエル・クレイグ様の観戦姿。映画の役作りのため現在ロン毛のダニエルは、スーツに身を包みサングラスをかけ、ライカのカメラを構えて馬術の障害競技とスケートボードを観戦した模様。
オリンピックの公式タイムキーパーであるオメガのブランドアンバサダーをダニエル様が務めているため、今回はオメガの新作ウォッチPRのために渡仏したみたい。未発表モデルの「シーマスター ダイバー 300M」を着けて、さりげなく（？）スーツの袖からチラ見せ。オメガのシーマスターはボンドの公式ウォッチで、さらに今年は『007 ゴールドフィンガー』の公開60周年ということもあり、ブランドにとって特別なオリンピックイヤーだったのです。
『007』シリーズで英国の秘密機関MI6のエージェントであるボンド役のダニエルと、『ミッション・インポッシブル』シリーズでアメリカのスパイ組織IMFのエージェントであるイーサン・ハント役のトム。ふたりの大物スパイが同じ時期、同じ場所に集うだなんて。レアすぎて、映画ファン垂涎の事件だったのではないかしら。ダニエル様56歳、トム62歳。ハリウッドのイケオジの層は厚いなあ。
- 1
- 2
Comment