8月15日から4日間にわたり、ハリー王子とともに南米コロンビアを訪問したメーガン夫人。今年5月のナイジェリアに続き2度目の他国訪問で、今回は、夫妻のNetflixのドキュメンタリーを見て感動したという、コロンビアの女性副大統領からの招待によって、一年がかりで実現。

その期待通り、メンタルヘルスやデジタル社会における安全性について、また女性が声をあげることの重要性を訴える女性支援のコメントなど、まさに主役はハリー王子ではなくメーガン夫人! といった印象でした。

前回同様、“ロイヤルツアー風”と思しき共通点がいくつも見られ、それは訪問国を意識した上で選ばれたであろうファッションからも明らかでした。とはいえ、セレブ仕込みのセンスの持ち主メーガン夫人らしく、自分軸のある、シックでお洒落なスタイルは今でも健在。

4日間で計11スタイルを披露された中で、最も素敵でかつ参考になる5スタイルを独断で選びました。

今すぐに真似のできる夏コーデから、秋へとシフトしていける端境期スタイルまであり。また、私たちが大好きな、シャネルやカルティエをアクセントにした、メーガン夫人お得意の小物使いなども注目です。

まずは、最も素敵だったファッション、第一位からご紹介します!


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第1位:訪問国を意識した、スタイリッシュなカップルコーデ

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写真:代表撮影/Backgrid/アフロ

2024年8月15日。 ネイビーのベストパンツ/ヴェロニカ・ビアード バッグ/ロロピアーナ ピアス/ピッパ・スモール・ジュエリー 靴/マノロ・ブラニク 

こちらは、初日にコロンビアの首都ボゴタに到着した夫妻です。
お二人ともネイビーでリンクさせた、スタイリッシュなカップルコーデですが、恐らく、コロンビアのフラッグカラー(黄・ブルー・赤)の一色からこの色を選ばれたのでしょう。

メーガン夫人は、ホルターネックのベストトップ+シガレットパンツのセットアップに、黒のサテン素材のスリングバックヒール。手には大きめサイズの白いバッグ(ロロピアーナ)をもったことで、全体が爽やかなマリンカラーのコーデに。もしこれがなかったら、堅い印象に見えていたでしょう。

本来のロイヤルツアーであるならば、やや肩の露出が多め、と言うところですが、王室公認ではないし、現地の気候も考慮し、許容範囲内ということに(笑)。

色は控えめ、訪問国に敬意も感じられ、きちんと感もありつつ、モード感もあるパンツスタイルがとてもスタイリッシュ! と言うことで1位とさせて頂きました。
 

第2位:シャネルを軸にした、キャメル×黒コーデ

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2024年8月16日。  ジャケット/ロロピアーナ イヤリング/ダイアナ妃の物 ラブブレス、タンク時計/カルティエ /シャネル 写真:Gtres/アフロ

訪問2日目の朝一、地元の学校を訪問した時のスタイルがこちらです。
キャメルのリネンジャケットに白のシャツ、黒のスリムパンツを合わせ、足元のシャネルでアクセントを効かせた、シックなファッションです。

ダブルのジャケットは実は着回しで、白シャツといえば夫人の鉄板アイテム、パンツもプレーンなデザインと、どれも定番的なものばかりなのに、ここまでお洒落に見せるのはさすが! 全体の色やシルエットのバランスがとにかく上手いですね。

また、バイカラーの靴を軸にこのコーデを考えた? といっても過言ではないほど、シャネルがキーアイテムにもなっています。

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写真:Gtres/アフロ

更にもう一つ、注目のアイテムがピアス。ピッタリとなでつけ小さくまとめたヘアスタイルに映えているバタフライのピアスは、ダイアナ妃が愛用されていたもの。
ハリー王子&メーガン夫人夫妻のロイヤルツアー風海外訪問の際には、毎度何かしらのダイアナ妃の愛用ジュエリーを着用されるのが恒例です。

お仕事スタイルとして、また秋に向けたこれからの季節に、参考になるコーデですね。