ミニマリストになれない自分に、おしゃれへの自信を失い、自分の中に少しずつ起こってきた価値観の変化にも矛盾を感じてきて、「自分らしいスタイルとはなんぞや」とずっと悩んできた40代ファッションエディター。最近、ようやく見えてきた自分らしさとは何か、自己分析して紹介します。


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おしゃれへの考えが自分のなかで矛盾して戸惑う

「ものを持たないことが正義?」「服を減らせない私はおしゃれになれない?」そんな疑問を経て、40代が辿り着いた今の自分にちょうどいいスタイルとは_img0
写真:shutterstock

おしゃれに「冒険」は必要ない。「普通」でいい! と心から感じているのも私。

たとえば、「暑いから涼しい服を着る」。毎日の服選びはもっとシンプルでいい! と思っているのも私。その日の気候によって着る服を選び、毎日ほぼ同じようなコーディネートになっても気にならないし、それが最新のトレンド服でなく何年も前に買った服でも構いません。

“物欲の塊”だったのに「4000円の偽物のリング」で満足できるようになった のも私。いろんな環境や心境の変化を通して、毎シーズン新しい洋服や小物を買い、ハイブランドのアイテムやジュエリーを自分へのご褒美にしていた私が、今は自分のものはあまり買わなくても満足できるようになった。


だけれど同時に、大好きなファッションブランドの秋の新作を見て「これ、かわいい! あれも欲しい!」とワクワクしている私もいる。

矛盾しているようなことを言っていますよね。
なので、この矛盾を自分なりに分析してみることにしました。