部下を率いるリーダーや管理職のみなさんは、部下たちをうまくまとめ上げながら、会社が求める成果を出さなければなりません。ときに、大きなプレッシャーに押し潰されそうになることもあるでしょう。「常に環境変化への対応を迫られる中で、今、心身ともに疲れ切ってしまうリーダーが増えています」と実情を語るのは、グロービス経営大学院教授の若杉忠弘さんです。

そこで、若杉さんがリーダーに提案するのが、「セルフ・コンパッション」というスキルの習得。セルフ・コンパッションとは、簡単にいえば「自分にやさしくすること」で、マインドフルネスなどを取り入れてきたGoogleなどのグローバル企業も注目しているといいます。

リーダーこそ「自分にやさしく」しよう! 傷つきやすい管理職の「セルフ・コンパッション」という処方箋_img0
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著書『すぐれたリーダーほど自分にやさしい 疲れ切らずに活躍するセルフ・コンパッションの技術』では、「仕事に疲れ切らずに、成果を上げたい」と願うリーダーに向けて、「自分にやさしくする」ための様々なエクササイズを解説しています。

 

「リーダーこそ、自分自身にやさしくしていただきたい」との願いが込められた本書から、今回は特別に「傷つきそうなときの、心の受け身をとる」ための「読む」エクササイズを一部ご紹介します!