疲れているときに食べたくなる、“とらやのごはん”
「とらや」でごはんを食べたいと思うときは、疲れているときです。なにしろ優しい味の食事が楽しめるので、食べた後、疲れないのです。なかなか外食で疲れない食事を探すのって大変ですが、その点、「とらや」は安心して入ることができます。
昔は銀座店でも食事のメニューを出していたのですが、今はないようですね。この「吹き寄せご飯」は銀座店にはなく、「TORAYA TOKYO」の限定メニューになっていました。
椎茸の旨みがしみ込んだごはんの上に、丹波しめじと舞茸の煮浸し、さつまいもチップスなどがもりだくさんにのったごはん。添えられた自家製の七味や胡麻生姜ソースをと一緒にいただきます。汁物は、「南瓜のすり流し」がついてくるのですが、これがまたほっとする味。
まるで和菓子を食べているような、秋のかき氷
「とらや」で「栗氷」が始まると、まだまだ外は暑いのですが、秋の到来を感じます。器の底には栗餡をしのばせてあり、氷には和三盆糖蜜をかけ、栗水羊羹とお月見団子を思わせる白玉をトッピング。さらに月明かりに見立て、すりおろした蜜栗を散らされています。なんとも和菓子を思わせるかき氷。「とらや」のかき氷と言ったら、白小倉餡の「宇治みぞれ」が大好きなのですが、これは“夏の定番”。秋はやっぱりこの“栗氷”と食べないと始まりません!
Comment