午前2時から始まる「フリークオフパーティー」の戦慄の内容
連邦捜査官が発表した、恐喝と性的人身売買容疑についての14ページにわたる起訴状によれば、多くの性被害は「フリークオフ・パーティー」と呼ばれるディディ主催のパーティーで起きたもの。
米『Us Weekly』誌によれば、セレブが集うことで有名だったディディの「ホワイト・パーティー」は午前2時以降になると様相が変わり、多くの有名人たちはその時間帯には帰っていったとか。この時間になると女性たちは服を脱ぎ出し、「フリークオフパーティー」と呼ばれる乱交イベントにチェンジ。雇われたり強制されたセックスワーカーたちは、「ゲストが望むものなら何でも奉仕した」といいます。
このパーティーは、ときには数日間続いたことも。ここでディディは、被害者を従わせるために薬物を配布。この薬物は馬の精神安定剤として使われるキシラジンというものだったとか。馬に使う薬物って、効き目が強そうで怖い……。乱交パーティーでは体力回復とドラッグを抜くための点滴もあるという用意周到ぶり。異常な世界です。そしてディディは被害者や参加者が性行為する様子を見ながら自慰したり、あとで脅迫するために録画していたという証言も。
1000本以上のベビーオイルが押収された理由
さらに起訴状には、昨年3月にL.A.とマイアミビーチにあるディディの自宅の家宅捜索を行った際、1000本以上のベビーオイルと潤滑剤、麻薬、足がつかないようにシリアルナンバーを消した3つのライフル銃が押収されたことも書かれていました。何の目的に使用したのか考えるだけでもおぞましいですが、ベビーオイルは薬物に混ぜて使われたとか、床にかけて滑らせ、逃げられないようにしたなどとも言われています。
このような犯罪の被害は、今回わかっただけでも最も古いもので1991年に遡り、そこから25年以上も繰り返し行われてきたと、バズビー弁護士。前述の共犯容疑者に対しては、今後30日以内に各州の民事裁判所に民事訴訟を起こすことを予定。これには、同じ部屋にいてディディの犯罪を止めずに黙認していた者も含まれることになります。
この報道を受けて、過去にディディと交際していたJ.Loことジェニファー・ロペスへの疑惑も浮上。J.Loが彼の素行を知らなかったはずはない、ベン・アフレックと別れたのはディディの逮捕がわかっていたからではないかという憶測が流れています。
「我々がこの会見をしているのを見て、非常に緊張している多くの人々が存在すると想像しています。ドクロをクローゼットに永遠に隠しておくことはできません。今、テキストやデータを削除するために、必死に記憶を辿っている人がたくさんいると思います」とバズビー氏。
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