自称・ひとり旅推進委員会のライター・さかいもゆるが、憧れの「サフィール踊り子」で伊豆の下田へ。全車グリーン席で個室もある豪華列車は、道中で伊豆の美しい海を楽しめて、3時間もあっという間! 綺麗な景色に温泉にパワースポットに海の幸に大好きな列車、と来たら、最高の旅にならないはずはない! そんな満喫2泊3日のひとり旅の様子をレポート。 

海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img0
 


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【下田がひとり旅におすすめな理由】
・サフィール踊り子で海を眺めながら都内から1本で行ける!
・新宿からも約3時間

・伊豆急下田駅周辺には飲食店も多く、食べる場所にも困らない
・観光の見どころへはバスなどの交通手段が充実
・とにかく海が綺麗だから、ひとりでも退屈しない
・人気の観光地なのに空いている
・温泉に海の幸に地酒に地ビールで天国♡

こんにちは。自称・ひとり旅推進委員会のさかいです。
先日、下田へひとり旅に行って参りました。実は行く予定はなかったのですが、私の九星気学の星「九紫火星」の9月の吉方位が南西なのを知り、調べてみると自宅から見た国内最南西は下田。これは……! 乗り鉄の私が前から憧れていた「サフィール踊り子」の終着駅。ならばこの機会に、吉方位にかこつけて行くしかないでしょ! というわけで、早速JR東日本のえきねっとで、新宿発の列車を予約。

サフィール踊り子は、東京と伊豆・下田を結ぶ豪華列車。全車グリーン席のほかに、革張りソファー席の個室が2室に、1席ずつシートが独立してゆったり過ごせる「プレミアムグリーン車」を完備。もうひとつの目玉は予約制のカフェテリア。人気シェフ監修の美味しいご飯やスイーツを月替わりでいただけるのも特徴。
サイトの写真を見るだけでも疼く、旅心♡ しかもこんなに充実しているのに、豪華列車にしてはお手頃で、片道1万円、プレミアムグリーン車でも1万2千円程度からで、非日常空間を味わえてしまう。かなり早い段階でプレミアムグリーンは売り切れてしまうという、人気の理由も頷けます。

サフィールは通常は東京発なのですが、土日祝日には臨時便で新宿発が存在。小田急線ユーザーの私は迷わず新宿発を選択。出発2週間前でプレミアムグリーンはすでに完売、グリーン車を購入。ネットで調べて、海側の席はA席。さらに偶数の席だと窓に枠が入って視界が狭くなるので偶数がいい、という情報を知り、8号車の8Aという、いちばん前の席を選びました。

サフィール踊り子メモ・プレミアムグリーン車の予約はお早めに
・海を眺められるA席が絶対おすすめ
・見晴らしがいいのは偶数席(らしい)
・カフェテリアは完全予約制!

乗る前の下準備としてもうひとつ大事なのは、完全予約制である食堂車の予約。利用時間は20分というなかなかタイトなスケジュールですが、海が見える区間である熱海から下田までを通る時刻に合わせて予約しておきます。これには専用アプリ「サフィールpay」のダウンロードが必要。カフェテリアメニューはこちらから

ここまでが乗る前の準備。さあ、あとは宿を予約して、いざ出発!

【1日目】

12:25 新宿駅から、列車に乗り込みます。記念撮影する人も多く、皆さんこの列車に乗ることを楽しみにしていることが伝わってきます。ワクワク!

海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img1
海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img2
車内はこんな感じ。ふたり席とひとり席に分かれていて、A席はふたり席側。

ちなみに私が取った8Aは8号車の最前列だったのですが、空間はゆったりしているけれど前の席の窓がないため、視界は他の席より狭めだったかも。
天井が高くて、上にも窓があるので開放感がすごい!

海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img3
席数が少ないからか、荷物置き場も広々。

お昼は熱海を過ぎる13時50分頃に予約しているので、ひとまず楽しみにしていた車内販売で、オリジナルのかつおうどんスナックと、スタッフおすすめの焼き菓子を購入。かつおうどんスナック、パクパク食べられちゃう味でおつまみにぴったり。

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デザートや飲み物の種類も豊富。ノンアル派にも、だいだいジュースなど美味しそうなものがいっぱい。ちなみに、車内販売の男性スタッフがめちゃくちゃ感じが良くて感動。何だかホテルにでもきているかのような、丁寧な接客ぶりでした。
海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img5
 

電車は渋谷、品川駅などを通り、横浜を抜けて、いよいよ熱海から小田原へ。ここからはほとんどずっと、海の景色が見られます。車内放送では、この列車は予約で満席だとか。やっぱり人気なんですね!

そういえば、スマホの充電がなくなりそうなのに電源のコンセントが見当たらずに焦ったのですが、スタッフの方に聞いたら、ありました。アームレストの間に、無事電源確保。

13:50 海を眺めている間に、カフェテリアの予約時間が来ました。食堂車は4号車なので、私のいる8号車からはちょっと離れています。さっと出せるよう、スマホでアプリ画面を出してから移動します。

海を眺める食堂車付きの豪華列車「サフィール踊り子」で行く【伊豆下田2泊3日】開運!女ひとり旅_img6
緑の中を走り抜ける列車の中の、優雅な空間。足を踏み入れるだけで癒されてしまいそう…♡ 確か入り口でスマホ画面をかざして、そうすると画面に残り時間が表示されるシステムだったような(記憶が曖昧)。

私がリクエストしておいたのは、ロゼのスパークリングワインと、餡かけビーフご飯。

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車窓に流れる風景が、旅のスペシャル感を盛り上げて。

フードメニューは中国料理「美虎-Miyu-」五十嵐美幸氏監修、美虎風黒毛和牛のあんかけカレーは静岡の観音水ミネラルウォーター付きで2800円。スパークリングワインは1500円。他にもデザートのメニューがあり、そちらはドリンク付きで1600円から。おひとり様は自動的に窓際のカウンター席に案内されます。

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小田原を過ぎた辺りからは、ひたすら海岸線を走ります。

15:31 着きました。

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泊まる宿、「下田ビューホテル」は30分ごとに送迎のシャトルバスが予約できるので、次の16時のバスを駅で待ちます。

下田の駅は大きく、お土産屋さんや海鮮居酒屋もあるので、時間を潰すには困らなそう。駅周辺にはマクドナルドやローソンなどもありましたよ。

16:15 ホテルに到着。

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オーシャンビューのお部屋からの眺め。よ〜し、この3日間はこの部屋で海を眺めて目一杯ゴロゴロするぞ〜!

夜ご飯も朝ご飯も大食堂とのことで、夕食前に海を臨む大浴場へ。

18:00 お夕飯。

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実は旅行サイトの口コミレビューでは食事について辛口コメントが多かったのでドキドキしていたのですが、それを反映してのことなのか、酷評されていたバイキング方式は廃止されたよう。地酒を飲みながら、ゆっくりたくさんのお料理をいただいて、お腹ぱんぱん!

19:45 部屋に戻ってゴロリ。

21:00頃 再び大浴場に行って、今度はメイクを落として入浴。珍しく無計画で2泊取ったので明日はホテルでのんびりするつもりだったのですが、下田の観光情報を調べたら行きたい場所が2つあったので、明日は早起きして出かけることに決定。

22:00過ぎ 就寝。