コツコツよりも、荒治療が効果的?

「床が見えない」「1週間洗濯物干しっぱなし」掃除が苦手な独身女38歳...汚部屋暮らしはやめられない?_img2
 

とはいえ、話はそう簡単ではありません。片付け術やインテリア紹介のコンテンツが世の中にあふれているのは、それだけ悩む人が多いから。

「よし、片付けるぞ」と決心してもどこから手を付ければいいのか分からないこともあるでしょうし、働いていれば時間も限られています。そして何より、片付けって日々のこと。物をたくさん捨てて一瞬きれいになったとしても、それを維持するのはまた別のスキルが必要です。

自己流で片付けはじめても中途半端になってしまって、残ったのは全然片付いていない部屋と疲労感だけ……なんてことになったら、ますます落ち込んでしまいそう。

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ここはいっそ、荒治療の方が効果的なのではないでしょうか。

インターネットで検索してみると、片付けコンサルタント・アドバイザーなどプロのサービスが色々出てきます。家事代行サービスも、一昔前よりは一般的になってきましたよね。

片付けのプロにみっちりレクチャーしてもらい、「どうすれば維持できるか」も学んで身に着ける。自力での片付けは潔くあきらめて、定期的にプロに掃除してもらうルーティンをつくる。

カズコさんのような筋金入りの片付け苦手さんは、「まずは自分でコツコツと頑張ろう」よりもこれくらい思い切った方がいいのではないかなと思いました。初期投資は必要ですが、試行錯誤して時間や労力をたくさん使うことを考えたら、むしろコスパはいいかもしれないです。


生きているといろいろなストレスは避けられないもの。自宅は、それを癒してくれる安心安全な場所であってほしいですよね。カズコさんの暮らしが、“片付け改革”によって前向きなものになりますように。
 

 


【漫画で解説】どうしても整理整頓が苦手なら…片付けられない女(38歳独身)の解決策は?
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文/梅津奏
作画/Sumi
構成/山本理沙
 

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前回記事「要注意!人を傷つけ仕事場を腐敗させる「ブリリアント・ジャーク」(=有能だけど嫌な奴)の実態。その対処法は?」はこちら>>

 
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