【年金の基礎知識①】国が運営する公的年金には、3つの種類がある


年金とは、自分や家族の加齢や障害、死亡などのリスクに備え、社会全体で支え合うしくみです。国が運営する公的年金には、大きく「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金」の2つがあります。
 

 


さらに、それぞれの年金には、高齢になったときに支給される老齢年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)、障害を負ったときに支給される障害年金(障害基礎年金・障害厚生年金)、生計を支える家族が亡くなったときに支給される遺族年金(遺族基礎年金・遺族厚生年金)という3種類の年金があり、異なる2つ以上の年金を受けとる資格が生じたときは、原則としていずれか1つの年金を選択することになります。

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公的年金の加入者(被保険者)は、次の3種類に分かれます。

① 第1号被保険者(自営業者、農業従事者、学生、無職など)
② 第2号被保険者(会社員、公務員など)
③ 第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている配偶者)