エディター昼田祥子さんのシャツの着こなし企画。前回に引き続き昼田さんがシャツの着こなしテクニックを伝授する企画にご応募くださった峰村愛子さん(41歳・主婦)のビフォーアフターをご紹介します!


前回記事
同じシャツがこんなに見違える!「ただ着る」から「着こなす」方法を読者が体験!【エディター昼田祥子】>>
 

 


 お悩み読者② 
 峰村愛子さん(41歳)の場合 

あか抜けるのに必要なのは「服」ではなく「テクニック」。シャツの着こなしが見違えるたった1つの方法【エディター昼田祥子】_img0
 

17歳と3歳の2人のお子さんを育てながら、調理師として保育園の給食を作るお仕事をされている峰村さん。私服を着るのは出勤するときの行き帰りと休みの日、子育て真っ最中なので合わせやすいもの、ノーマルなものを買いがちなのだそう。

昼田さん(以下昼田)「以前からシンプルな洋服がお好きなのですか?」

峰村さん(以下峰村)「いえ、昔は柄もののワンピースやシャツが好きでよく着ていて、母親にも子供のころから変な柄のスパッツを選ぶ子だと言われてました(笑)。今は子供もいるし、いつも無難なシャツに動きやすいパンツが多いです。でもすごく可愛いワンピースとかも着たくなるし、とっちらかってる感じです……」

昼田「そうなんですね~そういえば今着てるTシャツも、柄ものですよね」

峰村「はい、これはデザインも好きで家でも外でもよく着ているTシャツです」

昼田「ほかに手持ちのアイテムで、好きな服ってどんなものがありますか?」

峰村「今も手元にあるのはライダースジャケットや、アシンメトリーなスカートも好きです」

昼田「峰村さんって本当は個性のある服、こだわりのある服が好きなんですよね。でも他人からの見え方を気にして、無難なものを選んでいるのでは?」

峰村「そうかもしれませんね……20代後半で一番好きな服着てたときはすごく楽しかったです」

昼田「なるほど……今はきっと本来の感覚と違う服を着てるのかもしれませんね。まずは今回応募いただいたシャツの着こなしをレクチャーしますね!」


 BEFORE 
峰村さんのいつもの着こなしは……

あか抜けるのに必要なのは「服」ではなく「テクニック」。シャツの着こなしが見違えるたった1つの方法【エディター昼田祥子】_img1
シャツ/オペークドットクリップ

峰村「骨格診断でウェーブと言われたにも関わらず、オーバーサイズのシャツを着たくて購入しました。でもやはり着られてる感、ぬりかべ感が否めなくて。昼田さんの着こなしを参考に袖まくったりしてみるけど、合ってるか分からず……。羽織ると野暮ったくなってしまうので、インして着てみたいです」

昼田「ブラックのシャツ、素敵ですね。骨格診断の結果に縛られず、オーバーサイズのシャツも着たいと思ったら着ていいんですよ! ちょっとしたテクニックを加えて、シャツを着こなせる人になりましょう!」
 

 AFTER 
ちょっとしたテクニックで、
同じシャツでもう一度輝ける!

あか抜けるのに必要なのは「服」ではなく「テクニック」。シャツの着こなしが見違えるたった1つの方法【エディター昼田祥子】_img2
 
あか抜けるのに必要なのは「服」ではなく「テクニック」。シャツの着こなしが見違えるたった1つの方法【エディター昼田祥子】_img3
シャツ、スカート/オペークドットクリップ(すべて峰村さん私物)

SACHIKO’Sコメント 
峰村さんの裏テーマは“買い足さない”こと! 手持ちのスカートや靴をいかした着こなししていきます。オーバーサイズのシャツは、そのまま着るだけだとのっぺりした印象になりやすいので、袖を捲ったり、襟元を開けたり、肌色をコントラストにすることでメリハリをつけていきます。似合わないのではなくて、シャツを自分の体に馴染ませていくようにひと手間加えるだけで随分と印象が変わってきます。

 
あか抜けるのに必要なのは「服」ではなく「テクニック」。シャツの着こなしが見違えるたった1つの方法【エディター昼田祥子】_img4
 

「ブラックのシャツが重たい印象に見えないように、ボタンをふたつ開けて胸元に軽さを作ります。とろみのある質感ですので動いていくうちに、襟が変化していくと思いますが、あえてそれも楽しんでみてください。“きちんと着る”もいいし、“ラフに遊ばせる”のもまた着方の一つです」(昼田さん)

 
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