これまで4回に渡ってお届けしてきた昼田祥子さんのシャツの着こなし企画。今回は昼田さんがシャツの着こなしテクニックを伝授する企画にご応募くださった木田真由美さん(48歳・主婦)のビフォーアフターをご紹介します!


前回記事
襟と袖の崩し方がポイント!シャツをモノにするための着こなし方を実践【エディター昼田祥子】>>

 


お悩み読者①
木田真由美さん(48歳)の場合

同じシャツがこんなに見違える!「ただ着る」から「着こなす」方法を読者が体験!【エディター昼田祥子】_img0
 

2人のお子さんを育てる主婦の木田さんは、昼田さんの瞑想会にも参加したことがあるという昼田さんファン。シャツのお悩みについてうかがうと、

木田さん(以下木田) 「シャツは1枚で着るのが難しいイメージ。シャツは好きで何枚か持っていますが、夏はノースリーブやワンピースの上に羽織ったり、冬はニットにインしたり、何かにプラスするアイテムになって、主役になることはほぼないんです」

昼田さん(以下昼田)「そうなんですね。1枚で着られない理由って、何かありますか?」

木田 「家事するときに汚れたら嫌だなとか思うとなかなか着られなかったり、そもそもシャツ選びに自信がなくて……シンプルだと物足りないような気がして、ついつい何かにはおる着方になってしまいます」

昼田「なるほど……! ちなみに木田さんのクローゼットは今どんな感じですか?」

木田 「昔は沢山の服があったのですが、昼田さんのラジオを聞いて断捨離を始めて、ずっと使っていないバッグやアクセサリーは手放しました」

昼田「それはうれしいです! 捨てたらどんな気分になりましたか?」

木田 「数を減らした方が、自分が残したものがより素敵に見える気がします。捨てたことでより絞れてきている感じ。きれいめな感じもフェミニンなものも好きなので、今までなら色々なものを買ってしまっていたけれど、新しいものを買うときもすごく吟味するようになりました」

昼田「素晴らしい変化! これからどんな自分になりたいと思いますか?」

木田 「少しマニッシュな雰囲気で、シャツをシンプルに1枚でかっこよく着こなせたらいいなと思います!」


 BEFORE 
木田さんのいつもの着こなしは……

同じシャツがこんなに見違える!「ただ着る」から「着こなす」方法を読者が体験!【エディター昼田祥子】_img1
シャツ/フランク&アイリーン ワンピース/マリハ

ワンピースが甘くなりすぎないよう、シャツを重ねたスタイルに。ここにキャップを被ることもあるそう。


昼田さん「木田さん、今のままでも充分素敵だしとってもおしゃれですよ! お手持ちのフランク&アイリーンのネイビーシャツがとっても素敵なので、これを1枚で着てみましょう。新しいアイテムを買う必要はありません! 素敵に見える着こなしテクニックをお伝えしますね!」


 AFTER 
手持ちのシャツを1枚で着ると……

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同じシャツがこんなに見違える!「ただ着る」から「着こなす」方法を読者が体験!【エディター昼田祥子】_img3
シャツ、パンツ、スニーカー/すべて木田さん私物

SACHIKO’Sコメント 

今日はいつもの着慣れたシャツをメイン(一枚)で着てみましょう。「この着こなしであっているのかな……?」と自信がないとおっしゃっていましたがあってます! 間違いなんてそもそもありません。自信がないのではなくて、これでいいのだと自分で認めていくこと服があるから自信がある、だと結局のところずっと服に振り回される人になってしまいますよね。自分のおしゃれを自分で応援していく、そんなスタンスで着ていたら自然と自信が滲み出てくると思います。
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「シャツをよく着る木田さんは、袖の扱いにも慣れていらっしゃいますね。ダークカラーのコーディネートなので、袖はひじあたりまでまくって軽さを演出します」(昼田さん)

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SACHIKO’Sコメント 

シャツの着こなしで大事にしたいのが「襟の首元の開き」です。このシャツはアイロンをかけなくても着ていただけるものですが、前立てや襟まわりにシワが入らないようにこの部分をしっかりとハンドプレスしてから干すのがポイントです。ここがビシッとした状態になっていないと、だらしない印象になってしまいます。着るときはVネックのきれいな鋭角をイメージしながら、襟が寝ないように立体的に整えてみてくださいね。
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「襟の後ろは半分だけ折り返すようにすると、“ただ着る”ではなく“着こなしている”感じになると思います」(昼田さん)

 
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