今期のドラマって、“なにか抱えている系イケメン”が多くないですか? 「わたしが、支えてあげたい!」「守ってあげたい!」と思わせてくるような。この人に幸せにしてもらいたいではなく、この人を幸せにしてあげたいとか、この人となら不幸になってもいいと思ってしまったら、“沼”の始まり(わたし調べ)。ということで、今期のドラマのなかから、そんなイケメンたちをピックアップしてみました。「ハマるな危険タイプの人って、“沼”だよね〜」と共感しながら読んでいただけたらうれしいです!
『あのクズを殴ってやりたいんだ』葛谷海里(玉森裕太)
海里には、ボクサー時代に大好きだった先輩・大地(大東駿介)を試合中の事故で死なせてしまった過去があります。もちろん故意ではないし、格闘技は対戦相手を死亡させてしまっても罪に問われることはありません。でも、大地の家族は海里をずっと恨み続けているし、海里自身もその事故から立ち直ることができずに、自暴自棄になってしまっています。まるで、「自分は幸せになっちゃいけない」と思っているみたいに。
そんな海里を変えていくのが、ピュアでまっすぐなほこ美(奈緒)。海里は遊び人だし、クズな発言ばかりしているし、最初は「ほこ美、そんな男はやめとけ!」と言いたくなりましたが、海里の心の闇に触れるたびに、だんだんと“沼落ち”してしまいました。だって、ふだんは仏頂面でツンツンしている人が、「俺だって、やろうとした。みんなが頑張ってるのを見て。でも……」なんて子どもみたいに泣き出したら、“この人を守ってあげたい”と思っちゃうんですよ(涙)。やっぱり、ギャップを持っている男性ってずるい!
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