豆電球をつけて寝ると肥満率が上がる!?寝るときは照明ゼロが理想的
●豆電球をつけて寝ると肥満率が上がる
●照明はすべてOFF。暗くしたほうが熟睡できる
●暗いと不安な人は光が目に直接入らないフットライトに
「豆電球をつけて寝ている人の肥満率は、消している人の約2倍」。こんな報告が、奈良県立医科大学からありました。睡眠ホルモンのメラトニンは、暗い環境のほうが分泌されやすいため、明るいと光の刺激によって眠りが浅くなります。その結果睡眠不足になり、食欲を高めるホルモンが増進していると考えられます。寝るときは明かりをすべて消したほうが熟睡でき、肥満リスクも軽減します。
照明がなくても、カーテン越しに入る明かりや、電化製品の運転ランプで部屋の様子はわかります。真っ暗闇では不安感が強くなりますが、普通に暮らしていて完全な暗闇にはなりません。安心して、暗さに慣れましょう。
とはいえ、急に真っ暗で寝るのに抵抗のある人は、まずフットライトに切り替えてみてください。光が目に直接入らないため、メラトニン分泌を阻害しにくくなります。
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