冬は睡眠中も暖房と加湿器を稼働。背中とおなかをあたためるのが効果的
●寒い部屋で寝ると睡眠が浅くなったり高血圧や肺炎のリスクも
●快眠のコツは暖房と加湿器を一晩中つけること
●かけ布団を重ねるよりあたたかい敷きパッドで保温性をアップ
冬の眠りのポイントは、室温18度以上を保つこと。これはWHO(世界保健機関)が推奨している温度です。寒い部屋で寝ると睡眠が浅くなったり、高血圧や肺炎のリスクが高まったりすることが報告されています。冬は一晩中暖房をつけ、乾燥を防ぐために、加湿器もあわせて使いましょう。
部屋のあたたかい空気は窓で冷やされるので、窓の断熱をすると暖房効率が上がります。二重窓にするのが理想ですが、断熱シートを貼ったり、窓下ヒーターを設置したりして対策ができます。
寝具はかけ布団を重ねるのではなく、マットレスにあたたかい敷きパッドを乗せて保温性を高めましょう。冷たい空気は床にたまるからです。とくに筋肉量が少ない女性は、背中をあたためると全身がポカポカしてきます。背骨付近は皮下組織が薄く、体が冷えやすいからです。便秘ぎみの人やトイレが近い人は腹巻きでおなかをあたためましょう。
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