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【動画】呼吸だけで「カラダを温め」よう!

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コンディショニングトレーナー坂本真理さんによる、ミモレ世代が「心地よさ」を取り戻すための5つのレッスン。今回は呼吸に合わせて「カラダを温める」呼吸法です。

こんな人におすすめ!

☑全身の筋肉量が少ない

☑お尻や下腹部を触ると冷たい、冷え症

☑低血圧である

「冷え症の悩みを温かい飲み物やインナーだけで改善しようとする方が多いのですが、筋肉量を増やさずに根本的な改善はなかなか難しいものです」と坂本さん。

「脂肪は断熱材の役割を果たしてくれるので冷えを防止するのに必要なのですが、熱を生む筋肉とセットで初めてその役割を果たします。
とはいえ、決してハードな筋トレがマストなわけではありません!

横隔膜を使った“カラダを温める”呼吸を取り入れれば、特別な運動をしなくてもカラダを温めることができます。筋肉量の低下も防げるのです」


冷え性・朝が弱い人もカラダぽかぽか
座ったままできる「カラダ温め」呼吸法


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「体幹部(=肋骨、お腹まわり)を動かす呼吸は、カラダの内側からポカポカと温かく!本気でやれば汗をかく呼吸とも呼ばれているんですよ」と坂本さんが紹介してくれた呼吸法は、簡単な3ステップで完結! 座ったままできるので、朝起きてそのままベッドの上でやればカラダが温まるのはもちろん、寝ぼけた脳もしっかり覚醒するそうです。


朝起きたらやってみてください

1.

【動画】呼吸だけで「カラダを温め」よう!_img0
「てのひらを温めるような優しい呼吸からスタートし。鼻から吸って口から吐きます」

2.

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「肋骨を両手でつかみ、呼吸しながら肋骨の動きを感じます。大きく鼻で吸って肋骨を広げ、口から吐きながら少しずつ肋骨を縮めます」

3.

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「両手をあごの下で組みます。鼻から息を吸って腕を上げます。この時、アゴが上がらないようにしっかり引いておきましょう」
【動画】呼吸だけで「カラダを温め」よう!_img6
「鼻から吐きながら腕を引き下げていきます。自分のペースで息を吐き切ります。できる人は1~3をそれぞれ10回ずつくらい続けてみましょう」

「お腹にカイロを貼っているくらいポカポカと感じられたら効果が出ている証拠ですよ。できるだけ肋骨まわりを大きく動かすこと。しっかり広げて、しっかり縮めるのがポイントです」と坂本さん。

今までのボディレッスンや取材を通して、坂本さんが感じているのは、
「“やらなきゃ”と思ってスタートしても、なかなか効果は出づらいということ。自分がやりやすい方法を見つけることがいちばん大事ですね。性格によるところがとても大きいので、習慣づけられるよう、フィットするポイントを見つけるのが近道だと思います。

try and errorは繰り返すしかないですが、自分が必ずやっている習慣(お風呂、ハミガキ、PCの立ち上げタイムetc)にヒモ付けると成功しやすい気がします。

みなさんに、ご自分のペースで取り入れていただけたらうれしいです!」
 

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コンディショニングトレーナー
坂本真理さん

カラダ大学」代表。NCA認定コンディショニングトレーナー、A-YOGA認定インストラクター。約15年間、ライターとして健康分野の記事を執筆するかたわら、運動指導をスタート。健康や美容に留まらない身体の智慧を引き出し、「身体と感情と思考」を一緒に整えていく「PQ学(身体的知性)」を提唱している。現在は、カラダ大学にてワークショップや講座、パーソナルセッションを行う。

 

第一回「『心地よさ』を取り戻す5つのポイント」はこちら>>
第二回「呼吸で『頭の中をからっぽに』しよう!」はこちら>>
第三回「呼吸で『固まった肩・首・腰まわり』をゆるめよう!」はこちら>>
第四回「『筋肉のしなやかさ』を取り戻そう!」はこちら>>
第五回「プチ不調は『下半身を鍛える』ことでラクになる」はこちら>>

協力:Kyoto MBM Labo
撮影・動画編集/松尾健太(豊国印刷) 取材・文/藤本容子 構成/川端里恵(編集部)