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【動画で解説】使い切らないアボカド……
冷凍保存でいつでもワカモーレ!

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1人分のおかずをオーブンシートで包んで冷凍し、食べるときはレンジでチンするだけ、または焼くだけ。そんな“お届けごはん”を紹介する第二弾。食べごろだけど、余ってしまったアボカドは、ワカモーレを作って冷凍庫へ。レンジで1分間チンするだけで、すぐに食べられます。家のことは後回しにして今夜はただ飲みたい日! そんな日のおつまみにぴったりです。

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「ツナ&ワカモーレ」は、アボカドとツナ缶で手軽に作れるおつまみ。アボカドが残ったときや熟したおいしいアボカドで作っておけば、いつでも瞬時におつまみ1品を食卓に並べられます。
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上田淳子さん

スイスのベッカライ(パン屋)やフランスの三つ星レストラン、シャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)で修行を積み、帰国後は料理研究家として活動。鳥取県に暮らす義母の入院後、家にいる義父の食事をサポートするために“冷凍お届けごはん”を試行錯誤の末に考案。「共働きごはん」(主婦の友社)、「中学・高校生のお弁当」(文化出版局)など著書多数。


 KEY ITEM  常備するのはこの3つ

・ オーブンシート

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メーカーにより、クッキングシートやオーブンペーパーとも呼ばれ、薄茶色や乳白色など、いくつか種類があります。いずれも耐熱温度が250℃あればOK。冷凍にも強く、耐水性や耐油性にも優れていて、どんな料理を包むのにも適しています。1人分につき30cm角に切ったシー トを1枚用意しましょう。


・ 冷凍保存用のポリ袋

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オーブンシートで包んだら、冷凍保存用ポリ袋に入れ、空気をなるべく入れないように口を閉じ、冷凍庫へ。冷凍保存用のポリ袋は、高密度なのでにおい移りを防ぎます。プラスチック袋よりコストをおさえられるところもメリットです。

・ ラベルシール

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冷凍庫へ入れる前に、ラベルシールに料理名を書いてポリ袋に貼っておきましょう。作った日付や加熱方法(フライパンで焼くのか、レンジでチンをするのか)、加熱時間の目安など、温める人への情報も入れておくと、自分も家族も快適です。

 

食べ頃のアボカドは調理してから保存しましょう

 材料(2人分)
・ツナ缶 小1缶(70g)
・アボカド 1個
・レモン汁 大さじ1 1/2
・塩 小さじ1/3
・こしょう 少々

 作り方 
① アボカドは半分に切って種を取り、くり抜いてフォークでつぶす


② レモン汁、油抜きしたツナ、塩こしょうを加えて軽く混ぜる


③ 二等分にして、オーブンシートで包む


④ ポリ袋に入れて、ラベルを貼る


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これで冷凍しておけば、あとはレンジでチンするだけ!

食べ切れなかったアボカドはアレンジをして冷凍しておけば、いざというときの即席おつまみに。鮮やかな色もクリーミィな食感もそのままで、白ワインにもよく合います。

今すぐ飲みたい!おやつが欲しい!
はい!“お届けごはん”を活用しましょう

 手順 
① 袋から取り出す


② 紙包みのまま耐熱性の器に乗せ、レンジに入れて1分加熱


③ 盛りつけて出来上がり


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冷凍庫に冷凍のツナ&ワカモーレがあれば、お酒のおつまみはもちろん、野菜不足の夕ごはんのサブおかずに、サンドイッチの具材にと、さまざまなシーンで大活躍。食べごろのアボカドをたくさん手に入れ、たっぷりストックを作っておくのもいいですね。ほかにも冷凍庫にストックしておき、すぐに食べられるサブおかずのレシピが載っている『冷凍お届けごはん』は、現在好評発売中です!

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<新刊紹介>
『離れている家族に 冷凍お届けごはん』
講談社刊 ¥1404

ワカモーレのほかにも、上田淳子さんが家族に喜ばれたメニューが満載のレシピ本が現在好評発売中。火を使わずに下ごしらえができる「生のまま包む冷凍おかず」、夕ごはんの残りで作る「わざわざ作らないお届けおかず」など、全78品を収録。どれも手軽なので、まずはレシピを手にとって試してみてください。あっという間に“いただきます”が聞こえてきます!


第一回「しょうが焼きで“お届けごはん”の魅力に迫る」はこちら>>

取材・文/田中理恵 撮影/川端里恵(編集部)