フランチャコルタ協会に属するワイナリーは現在116、そのうち日本にも流通しているのは40ワイナリーほど。日本での人気は年々高まっており、今後もっと取り扱いが広がるかもしれません。今回は、日本でも流通するワイナリーの中から注目の5軒をご紹介します!
1. フランチャコルタを代表するワイナリー
「BELLAVISTA(べラヴィスタ)」
フランチャコルタを知らなくても、ベラヴィスタの名前や特徴的なボトルを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。オーナーはフランチャコルタ協会の現会長もつとめるヴィットリオ・モレッティ氏。名実ともにフランチャコルタの人気を牽引するワイナリーです。
ベラヴィスタが大切にしているのは、
1.ナチュラルであること
2.最上級の品質を安定的に実現すること
3.独自のスタイルを大切にすること
約200ヘクタールの広大な畑を所有するベラヴィスタは、今年、有機栽培のオーガニック認証を取得予定。農作物という天候に非常に左右されやすい原材料だからこそ、自然に耳を傾け、独自のブレンドで品質をキープし、ベラヴィスタらしい味という個性を見失わないように心がけているのだそう。
オレンジ色のパッケージにして売上増!?
格式とらしさを重んじながらも、守りに入らないのもベラヴィスタの面白いところ! 創業40年を期にデザインを一新。ルイ・ロデレールやエルメスの包装デザインを手がけるデザイナーによりカラフルで印象的なパッケージに。これによりさらに売上が伸びたのだとか。
◆ベラヴィスタ
http://www.bellavistawine.it
輸入元/エノテカ
購入&お問合せ先/エノテカ・オンライン 0120-81-3634
2. エレガントな四角底が目印! 人気急上昇中の
「Ferghettina(フェルゲッティーナ)」
1991年の創業とかなり新しいワイナリーながら、各国のインポーターやワイン評論家が注目する人気急上昇中のブランド。今回、ナビゲートしてくれたワインジャーナリストの宮嶋勲さんも高評価! 期待が高まります♡
「父から学んだことはたくさんある。今もまだ学んでいる」(ラウラ・ガッティさん)
ベラヴィスタ創業当初から勤め、名声を築いた立役者である醸造家ロベルト・ガッティ氏を父に持つラウラさん。彼女がフェルゲッティーナの経営もプロモーション活動もと表に立つことで、革新があるのでは?と質問すると「父親から学んだことがたくさんあって、今も学んでいる途中です。家族経営だから仕事も日常もずっと一緒。ぶつかることもあるけれど、家族経営の良さを大切にしたい。父親は無口でほとんど喋ってくれないの。だからたまの発言は貴重ね」と嬉しそうに話してくれました。2年に1度は日本を訪れるというラウラさん。「日本語も少しずつ覚えています。日本食はイタリアでは食べたことがない繊細な味が素晴らしい。庶民的な居酒屋もエンジョイしたわ!」フェルゲッティーナの優しくチャーミングな味わいは、お寿司や天ぷら、日本のおつまみにも心地よくマッチしてくれそう!
◆フェルゲッティーナ
http://www.ferghettina.it/web/_pages/home.html
購入&お問い合わせ/株式会社 モトックス 0120-344101
今日は、フランチャコルタらしい2つのワイナリーをご紹介しました。次回は、貴族の館のようなロマンティックな建物の醸造所や新進気鋭のワイナリー、自然派など個性豊かな3つをご紹介します。
①「イタリアの極上スパークリング「フランチャコルタ」の魅力に迫る」はコチラ>>
②「フランチャコルタを味わうなら!注目のワイナリー5選(前編)」はコチラ>>
③「フランチャコルタを味わうなら!注目のワイナリー5選(後編)」はコチラ>>
④「北イタリアの五つ星ホテルで心と身体もトリートメント!」はコチラ>>
>>「日本でフランチャコルタを楽しむレストラン」9月14日(木)公開予定
協力/フランチャコルタ協会
Comment