PROFILE
筒井 ともみTomomi Tsutsui
東京都出身。成城大学卒業後、スタジオミュージシャン(ヴァイオリン)を経て、脚本家となる。テレビドラマ『響子』『小石川の家』で向田邦子賞を受賞。他のドラマ作品に『家族ゲーム』『センセイの鞄』『夏目家の食卓』などがある。映画も多数手がけ、『それから』でキネマ旬報脚本賞、『失楽園』で日本アカデミー賞優秀脚本賞、『阿修羅のごとく』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。『ベロニカは死ぬことにした』では、脚本のほかプロデュースも手がけた。また作家としては、エッセイ『舌の記憶』『着る女』『おいしい庭』のほか、小説『月影の市』『女優』『旅する女』などの作品がある。2007年〜16年には東京芸術大学・大学院映像研究科教授として、脚本コースのゼミを担当。この秋、エッセイと食のレシピ本『いとしい人と、おいしい食卓』(講談社より9月12日刊行)、児童書『いいね!』(ヨシタケ・シンスケ画/あすなろ書房より11月下旬刊行)の発売を控える。
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