2018年が晴れやかにスタートしました! 新年が始まるこのタイミングで、新しい時計が欲しくなる人も少なくないのではないでしょうか? 毎日のように身につける時計は、単なるファッションアイテムというよりも、もっと親密なパートナー。一緒に時を刻んでくれるような気がするからこそ、年明けや誕生日、大きな仕事を達成したタイミングなど、節目を迎えた時に手に入れたくなるのかもしれません。
そんなパーソナルな存在だからこそ、選ぶ際もひときわ慎重になってしまうものだと思いますが、たとえば、編集部のまわりにいるおしゃれな人たちは、どんな時計を愛用しているのでしょう? あらためて調べてみると、やはり!と言うべきか、カルティエ派が目立ちます。なかでも、アイコニックなコレクションである「タンク」ウォッチは、スタイリストやファッションPRといった業界の最前線で働く人のハートをも、がっちりと掴んでいるよう。
スタイリスト 福田麻琴さん
「タンク フランセーズ」
「タンク ルイ カルティエ」
スタイリスト 田中雅美さん
「タンク ルイ カルティエ」
PROFILE 田中 雅美さん
1978年生まれ。スタイリストとしてエディトリアルを中心に、広告やカタログ、女優、タレントまで、手がけるスタイリングワークは多岐に渡る。ハンサムな中にフェミニンさの垣間見えるスタイルを得意とし、特にエッジなトレンドと愛される名品の絶妙なミックスを日々のスタイリングテーマに掲げる。
ファッションプロデューサー 関戸智美さん
「タンク フランセーズ」
PROFILE 関戸 智美さん
edit & co. 代表。ブランドのプロデュースやディレクション、PRを手掛けるedit & co.を2007年に設立。現在は、カウチンニットや上質なカシミアストールのコレクションからなるオリジナルブランドedit & co.を展開。
戦車の形をモチーフとして1917年に誕生した「タンク」は、後に流行したアールデコの先駆けになったデザインとも言われる時計界の名品。誕生から100年を経ても少しも色褪せることのない、まさに不朽の名作です。代表的な「タンク ルイ カルティエ」をはじめ、「タンク フランセーズ」や「タンク アメリカン」など、様々な派生モデルが生まれているのも人気の証。
そして、おしゃれのプロのみなさんは、自分にフィットするモデルを吟味し、時にカジュアルに、時にモードに、自分らしいスタイルに落とし込んでいるようです。過去には、ジャッキー・オナシス・ケネディやダイアナ妃、アンディ・ウォーホルやイヴ・サンローランも「タンク」を愛好する「タンキスト」として知られていたそう。昨年100周年を迎えたタンク。その進化を今後も見守りたいところです…!
PROFILE 福田 麻琴さん
女性誌を中心に広告、CM、カタログ、タレントのスタイリストとして活動中の2009年にフランスへ留学。1児の母。自身のおしゃれを綴ったブログも人気。