北海道 石狩市で開催されたライジングサン ロックフェスティバルの前後、札幌に滞在しました。夕食後に繁華街すすきの近辺をプラプラ散策していると、突如行列が出現。「人気のらーめん屋さんかな?」と思い、チラッと覗いてみると……んっ、パフェ屋さん!?

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こちら行列ができていたパフェ、珈琲、酒、佐藤。ラストオーダーもせまっていたので後日リベンジすることに。そして、(ライジングサン後)再訪してみると、またまた大行列。
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気を取り直して、佐藤の目と鼻の先にある、姉妹店の佐々木へ移動。タイミングが良かったのか、並ばずに入店できました。でも、お店を出るときには20名ほどの行列が!!! 


調べてみると、札幌では飲んだ後にパフェを食べるのが流行っているのだそうで……そう、〆ラーメンならぬ、〆パフェ。カフェではなくバーでパフェを扱っているお店も多くヒットしたため、「酒飲みの友達と私のワガママを同時に満たせるではないか!」と狂喜乱舞。躍起になって検索した結果、いちばん美味しそうだと思ったお店=偶然出会った佐藤(からの佐々木)に突撃いたしました。

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カウンターバー(小上がりになっているお座敷席もあり)です。で、珈琲もあるし、パフェがある! ソフトクリームもアイスクリームもソルベもムースも手作りにこだわっている本格派。奥にはアトリエのようなガラス張りの厨房も。※撮影許可いただきました。
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カウンター越しに、パフェをつくる行程を観察できます(笑)。ちなみに、パフェとの相性を考えた珈琲やお酒(ビール、ワイン、ウィスキーや焼酎など多彩)がエントリー。もちろん、酒の肴も♡ 酒、肴、珈琲、パフェのコースの取り扱いもあり。


こう見えて(!?)、お酒がほとんど飲めない私。ましてや大食漢でもないので、宴席の後にラーメンを食べることはほぼ無理で、どちらかと言えば、いえ、積極的に珈琲や甘味で〆たくなるのです。これがもう、酒飲みの友人にはまったくもって賛同を得られない(苦笑)。相手のことを思うと、2軒目や3軒目に「珈琲とデザート!」と主張するのも野暮なので(そもそもお酒が飲めるお店の雰囲気は好きなので)、バーでノンアルコールカクテルなどを頼んだり、ジン少なめのジントニックなどをオーダーしているわけなのですが。

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この日チョイスしたのは、メロンとチーズのパフェ。爽やかな青肉メロンと濃厚な甘みの赤肉メロン、そのソルベ、そこに、クリーミーなマスカルポーネがIN。アクセントにブルーベリーと、最後まで飽きさせないリズミカルな構成が素晴らしい。この日、他には、ショコラ、塩キャラメルとピスタチオ、抹茶と烏龍茶のパフェがエントリーされていました。


見た目重視のパフェではなく、素材の特徴を生かし、誠実に作られている大人のための夜パフェ。インスタ映えを狙った若いお嬢さんたちが必要以上に写真を撮影しているということもなく、大人の男性を連れて行っても居心地の悪い思いをさせないで済みそうなところも良い佇まいです。

深夜、しっとりと落ち着いた店内でいただける珈琲とお酒と夜パフェ。酒飲み友達が多いわりに、(ほぼ)お酒が飲めない私のような人間を救うためにあるようなお店だなとしみじみしながら、すすきのの夜は更けていったのでした。

今日のお品書き
私、実はきゅうりと薬味とゴマをたっぷり入れた冷汁が大好きなんです。そうか、鯖缶を使えば、もっと簡単に冷汁を作れたのかと膝を打ちました。早速、今晩のメニューにしよう(笑)。