日々、展示会に行ったり、ミモレのファッションの企画を話したり、お洋服に関する記事もたくさん読んだりしている、のにもかかわらず、今季お洋服をお店でまだ買っておりませんでした!

とはいえ、全く買っていなかった訳でもないのです。便利な時代ゆえ、いろんな方法で、自分にぴったりのものがすぐに手に入りますよね。インスタのフィードで流れてきて、めぼしいアイテムを見つける→ECサイトやメルカリで検索する→在庫が残っていたら即購入→2、3日で届く。
ここ最近は、こんな具合でショッピングが完結しがちでした。

でも、お洋服を買うときの一番の醍醐味って「偶然の出会い」だと思うのです。探していた訳でもないけど、偶然書店で見つけた面白そうな本を手に取るような感覚でしょうか。その体験を最も味わえるのが「ヴィンテージショッピング」だと思っております。

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似合うなんて想像もしていなかった、「工場のおじさん」が着てそうな色合いのスウィングトップに、はくまで「軍モノなんてどれも野暮ったいだけでしょ」と思っていた50sのフランス軍のチノパン。いかにも「古着」という感じがしますが、最近のお洋服に合わせても、何ら違和感はない(と思っております!)。特にメンズはゆったりめなシルエットが流行っているせいか、むしろ今っぽい気もします。

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50sのヴィンテージかと思われるマックレガーのタグはそれこそ、ジェームス ディーンが『理由なき反抗』で着ていた”アレ”です。でも、アメカジ感満載でピタッと着るというよりは、むしろ今は「工場のおじさん」くらいにゆるっと着た方がいいのかなと思っています。


ちょうど、ミモレでは白澤さんのヴィンテージショッピングの特集が始まっております。ヴィンテージに抵抗のある方や「興味はあるけど、どこから始めたらいいのか……」という方は、まずこちらをご一読下さいませ!
 

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