撮影のスタイリングをするとき、私は食器やカトラリーと一緒に必ずグリーン(花や枝)を用意します。
以前、ミモレの特集でも夏のグリーンの活用術についてご紹介したのですが、
小さなグリーンがあると、食卓のちょっとしたアクセントになってとてもステキな空気感が生まれるのです。大きな花束は必要なく(むしろ大きいのは食事の邪魔)、お花屋さんで2〜3本せいぜい7〜800円くらいのボリュームがちょうどいい感じ。
食卓に乗せるので、食事を邪魔しないように香りは控えめに、衛生面を考えて花粉や葉が落ちにくいものを。小振でお気に入りの花瓶があればそれを、なければコップやお皿でも構いません。
もし花束をいただいたら、その中から2〜3本抜いて小さな花束にして差すのでもいいかもしれないですね。

例えば、こんなちょっと変わった植物。

 

食卓に乗せるとこんな雰囲気。

 

茎の細い草花系の花は日持ちがしにくく(2〜3日)、枝ものの方がしっかり(5〜7日)しています。
買ってきたらすぐに水揚げをして、花をさす入れ物は清潔に水は毎日取り替えてあげるだけで、随分元気さが違ってきます。毎朝花の水を入れ替えるのって、スッキリして気持ちがいいのでオススメです。

テーブルの小さなグリーンから始める「花のある生活」。
ハードルも低くて出費もそれほどかからないのに、こんなに気持ちが上がるなんて。
本当は私は「花より団子」だけれども、その団子を1本減らして花を買うだけで心が潤います。
ぜひ自分のために花を買いましょう。