昨日、漫画家の高橋留美子さんがフランスで開かれたヨーロッパ最大規模のアングレーム国際漫画祭で(大友克洋さんに続き2人目)最優秀賞に選ばれたというニュースが! 「出るくいは打たれる(日本)社会で、アウトサイダーや変人を前面に押し出し、彼らにもチャンスがあることを示そうとこだわった」。多くの作品はコメディと見せかけて、極めて進歩主義的だとの評価だったようです。

個人的には、「属性が違うアウトサイダーたちが長屋的アパート一刻館でシェアハウスしながら擬似家族している『めぞん一刻』は、なかなかに先進的な設定だったのだな」と。さらに、主人公の五代君は保育士を目指しているという設定。現在では男性保育士さんの存在は特別なことではないと思いますが、「80年代当時は画期的だったはず!」と思うわけです。

この週末は、高橋留美子さんの名作たちを小学生当時の自分を思い出しながら、一気読みしてしまいそうです(笑)。

今日のお品書き
行正り香さんのインテリア連載が始まりました! 皆様から、既にたくさんの「ウレシイ!」というコメントが多数寄せられています。本日は、「照明」について。ちなみに私は、残酷なまでの赤裸々さですみずみまでを照らす蛍光灯文化だから、日本では毛穴を気にする女性が増えてしまったのではないか、とずっと思っています⁉︎