先日、世界を飛び回る写真家・在本彌生さんと沖縄県南城市でレストラン『胃袋』を営む関根麻子さんによる、写真鑑賞しながら料理を楽しむイベントにうかがいまいました。
ずっとお邪魔したいと思っていた『胃袋』。以前、沖縄出張が決まった瞬間に予約を試みたのですが、無念の満席。そのことを覚えていてくれた彌生さんからお声がけいただき、麻子さん、そして、お料理と初対面とあいなりました!
おふたりが一緒に雲南でフィールドワークされてきた成果をアウトプットされる日。彌生さんの写真がたくさん飾られた店内で、麻子さんのお料理をいただきます。
こちらがこの日のアラカルトメニュー。麻子さんが雲南省から持ち帰った食材や沖縄の野菜、東京の旬のものなどを使った魅惑のラインアップ!
麻子さんのお料理は想像通り、素材の味が存分に生かされたプリミティブな味わい。かつ、奥行きがあり、とっても繊細。「軽やかなタッチでピアノを弾きながらも、ダイナミックさを感じるジャズピアノのようなお料理だ」などと思いながら、「こんなふうに料理ができたら、楽しいだろうなぁ~」と、オープンキッチンで料理をしている麻子さんにウットリ見惚れてしまいました。
五感が刺激され、「きっとこんな温度で、こんな湿度で、こんな空気で、こんな匂いで……」と雲南省に足を運んだことがないにもかかわらず、懐かしい旅の記憶が蘇ってくるかのような感覚に。まさに脳内“トリップ”! フワフワとした気分の不思議な一夜となりました。
あ~ぁ、旅に行きたい!
<彌生さんの雲南記事はコチラ>
山間の僧院で、問答修行の熱気に触れる 雲南省の旅 vol.1
昆明にて麗しのきのこを求めて 雲南省の旅 vol.2
今日のお品書き
昔から、大人計画の舞台をたしなんでおり、今は毎週『いだてん』の落語家・橘家圓喬役の松尾スズキさんの役作りに感動している私。取材に立ち会わせていただき、それだけで感無量だったわけですが、 語られる夫婦論に、何回も「ですよね〜」と膝を打ちまくってしまいました。
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