50代からのおしゃれ学。王道の配色「黒×ベージュ」を楽しむコツ
ココ・シャネルが愛したバイカラー、黒×ベージュ。世代を超えて楽しめる王道の配色ですが、50代をこえた今のほうが、よりシックに着こなせるようになったと思っています。今回は、地味にならずに、このバイカラーを楽しむポイントを紹介します。
写真を見ていただければすぐに分かると思いますが、それは「赤」です。靴やバッグなどの小物、アクセサリー、口紅などでスパイスとしてどこか一か所にピリリッと効かせればOK。黒×ベージュのコーデには、赤。コーディネイトを組むのに困ったら、ぜひ、思い出してくださいね。今回は、大人の肌見せとして、ギリーシューズ(舌革がなく、甲の部分がU字にくり抜かれた靴のこと)を。甲の部分の肌が見えるだけでも、全身にグッと「抜け感」が生まれます。冬靴を甲がチラリと見えるパンプスに変えるだけでも、同じ効果が得られると思いますよ。
【岡本敬子さん刊行記念トークショー】
イベントはすべて事前予約制。詳細は各お店のホームページか、SNSにてチェック!
3/9 福岡 organ
第2部16~17時はまだ予約可能です。(参加費¥2500/USHIOチョコレートのお土産付き ※要予約)
3/10 鹿児島 CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室
「岡本敬子さんと岡本仁さん(編集者/私が大好きだった伝説の雑誌『relax』の元編集長!!)、ご夫妻によるトークショーです。本当に貴重な機会です。私も鹿児島入りしてしまう予感!!!」(大森)
4/6 札幌 sabita
『好きな服を自由に着る』
岡本敬子 著 光文社 1500円(税別)
流行りのものを追うだけが、お洒落じゃない。着心地が良くて自分が本当に愛せるものを、いつでも気持ちよく身にまとう。そんな大人は、いつだって楽しそうで、かっこいい。ファッション業界にもファンを多数持ち、あこがれの的であるアタッシェ・ドゥ・プレス 岡本敬子さんによる、初のスタイルブックがついに完成しました。天気や日差しによって着るものを決める。色や柄は大胆に使う。小物をピリリと利かせる。動きやすく快適、だけど上品。めくるめく敬子流コーディネートをたっぷり詰め込んで、ページをめくるたび、ファッションがもっと好きになる1冊です。
岡本 敬子
アタッシェ・ド・プレス、「KO」ディレクター。文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィスに入社。その後、大手アパレル会社のPR部門にて国内外のブランドのPRを担当。独立し、アタッシュ・ド・プレスとして複数のブランドを担当しながら、2010年に自身のブランド「KO」を立ち上げている。現在はnanadecorにて「KO」ラインを、千駄ヶ谷のショップ「Pili」のディレクションも手がける。instagram:@kamisan_sun