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好きな色、つけたい色…自分のためのメイクを思いきり楽しむ女友達との休日【ヘアメイク長井かおりさん】

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ファッションだけが完璧でも、ヘアメイクとのバランスがとれていなければせっかくのおしゃれも残念……ということはありませんか?
ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんの服とヘアメイクのコーディネートを拝見。プライベートで仕事で、シチュエーションに合わせた提案の数々、すぐマネしたいポイントがつまっています!

女友達とランチやお茶をして過ごす休日は、ここぞとばかりに男性ウケ最悪のパープル系リップをチョイス(笑)。与える印象やオケージョンを気にしなくていいからこそ、自分のためのメイクを楽しむようにしています。

トップス/ZARA、スカート/SACRA(アクセサリー含めすべて長井さん私物)

誰でもお休みの日はなるべくファンデは塗りたくないもの。とはいえすっぴんのまま出かけるわけにもいかないので、ツヤと軽さを両方かなえるクッションファンデで休日仕様のカジュアル肌に。その分ポイントメイクは、ちょっと派手かな?というくらいの色を選ぶことで、ラフななかにもきちんとメイク感のある仕上がりになります。

目・眉・口と顔全体に赤みをプラス。目元は、いつものアイラインの上から目尻にだけ赤のリキッドライナーを重ねます。さらにこの赤リキッドを、マスカラのようにまつ毛にも。アイラインとまつ毛を連動させることで、自然な血色感が。


<使用したアイテム> 

顔全体に赤みを足しているので、チークまで赤みの強いものを入れてしまうとやりすぎに。色を感じさせないニュアンスカラー、ほんのり陰影がつくくらいの淡い色を入れると、メイク全体がまとまります。
髪はラフなハーフアップに。ゴム1本あればできるので、アレンジが苦手な人にもおすすめです!

まとめる髪は頭全体の1/3から1/2くらいを目安に、髪の長さに合わせて調整を。私は髪が短いので、1/3くらいと少なめにしています。ゴムは強度のしっかりしたものが結びやすくておすすめ。

髪全体にワックスをなじませておき、頭の上部分の髪をざっくりとり分ける。ゴムで結びながら、途中で毛束部分を巻き込んでお団子にする。毛先が飛び出したら後から巻き込めばOK。結び目を抑えながらトップの髪をつまみ出し、ボリュームを出す。

ビビットなリップやカラーアイラインなど、普段はなかなか手が出しにくいメイクも、女同士だけの場なら挑戦しやすいですよね。肌ではなくポイントに赤みを足すメイクはミモレ世代の方にもきっと似合いますよ!

PROFILE 長井 かおりさん

雑誌を中心に活動。モデルや女優のヘアメイクだけでなく、多くの女性のヘアメイクを手がけ、「〜周囲がざわつく自分になる〜 必要なのはコスメではなくテクニック」のヒットを機にブレイク。効果的でキャッチーなメイクテクニックに定評があり、その人自身の魅力を引き出すメイクに注目が集まっている。最新刊『テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』が好評発売中。最新コスメや、テクニックなども発信しているインスタグラムもチェックを。Instagram:@kaorimake

撮影/横山翔平(t.cube)
取材・文/山崎恵
構成/片岡千晶(編集部)

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