“定時で帰る”“残業しない”をモットーに生きる結衣(吉高由里子)を主人公に、現代のワークライフ・バランスを描くTBS「火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』 (写真は5月21日放送の第6話)


10年前のドラマとここまで違う


『わたし、定時で帰ります。』『俺のスカート、どこ行った?』『腐女子、うっかりゲイに告る。』『頭に来てもアホとは戦うな!』。最近こうした文章・長文型のタイトルがドラマで増えている。

参考までにちょうど10年前の地上波連続ドラマのタイトルを挙げてみると以下の通り(朝ドラ、昼ドラ、時代劇を除く)。

『ハンチョウ〜神南署安積班〜』/『婚カツ!』/『アタシんちの男子』/『白い春』/『夫婦道』/『臨場』/『アイシテル〜海容〜』/『子育てプレイ』/『ゴーストフレンズ』/『ふたつのスピカ』/『京都地検の女』/『夜光の階段』/『BOSS』/『LOVE GAME』/『コンカツ・リカツ』/『ツレがうつになりまして。』/『スマイル』/『名探偵の掟』
/『漂流ネットカフェ』/『ゴッドハンド輝』/『MR.BRAIN』/『ザ・クイズショウ』/『遥かなる絆』/『風に舞いあがるビニールシート』/『魔女裁判』/『イケ麺そば屋探偵〜いいんだぜ!~』/『ぼくの妹』

文章型のタイトルと言えるのは『ツレがうつになりまして。』のみで、ほとんどが単語と単語の組み合わせによる体言止め型タイトル。簡潔な短文型が多く、長文と言えるのは『ツレがうつになりまして。』と『風に舞いあがるビニールシート』の2本くらいだ。

翻って、ここ最近は『初めて恋をした日に読む話』『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』など長文タイトルが目立ち、以前に比べて文章・長文型のタイトルがトレンド化している。 なぜドラマのタイトルはこんなに長くなっているのか。今回はその理由を考えてみたい。

 
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