2つ目は、とにかく着回しが利くから。

Tシャツにスニーカーを合わせて休日に。タキシードジャケットとコーディネートすれば、ブランドの華やかなレセプションへ。そして、カシミヤにさえ優雅に似合ってしまう。

例えば、同じ素材のワンピースなら、1度着たら、「人の記憶に残ってしまう」けれど、スカートなら。全身の印象を操作する、「顔に近いトップス」を替えれば、幾通りものイメージで着られるのです。

先に挙げた3つの場面はもちろん、レースのトップスとなら、結婚式にだって。ここまで、着ていくシーンが広いスカートは見たことがないし、確実に10万円の価値以上に活躍してくれるはず。
 

【チュールスカート着まわし1】
夏のカジュアルスタイルにも

Tシャツ/マジェスティック バッグ/シャネル スニーカー/コンバース バングル/アダワットトゥアレグ
 


【チュールスカート着まわし2】
冬なら着こなしに軽やかさをプラスしてくれる

ニットカーディガン/ザ ストア バイシーで購入 ニット/ヴェルメイユ パー イエナ バッグ/ラドロー ローファー/グッチ サングラス/レイバン ピアス/タサキ


着回したスカートはこちら

スカート¥109000/ファビアナフィリッピ(アオイ)


最後に。このデザインは、きっと数十年後も「流行最先端」にもならない代わりに、「過去の産物」にもならないから。もしかしたら、娘たちにも継いでいけるかも。

ということで、実はあまり迷うことなくオーダー。10万円のスカート、5万円のワンピースよりも確実に広く、そして長く使える――と実感しています。

大草 直子

[問い合わせ先]
アオイ tel. 03-3239-0341

撮影/草間智博(TENT/静物)、川端里恵(人物)

 

前回記事「 【プロが選ぶコスパアイテム】消耗品は2000円台、10年アイテムは20万円台も 」はこちら>>

 
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