【デパート友の会でお得に買い物】3つのメリットとデメリットを知って上手に活用_img0
 

今回は、ミモレの読者さんからいただいた「デパート友の会ってどうですか?」という質問にお答えしてみたいと思います。
 

「デパート友の会」とは、1か月分がお得になる積み立て


「『デパート友の会』って何?」と思った方にお伝えしますと、毎月5000円や1万円を積み立てていき、1年後に積立額1か月分がボーナスとして上乗せされ、そのデパートで使えるプリペイドカードなどでもらえるというもの(デパート積み立てや百貨店友の会など、いろいろな呼び方があります)。

つまり、月に1万円を積み立てたら(12万円分の積み立て)、13万円分使えることになるのでお得です。
デパートにある洋服やコスメ、雑貨、デパ地下の食品などで使えて(一部ブランド品など除外あり)、セールにならないようなものでも、安く買えるのがうれしい制度。

私ももう、20年ほどデパート友の会を愛用しています。横浜に住んでいたときには高島屋、新宿をよく利用するようになったときは、小田急百貨店や京王百貨店、そして銀座によく行くようになってからは、松屋といった具合に、よく行くエリアを転々としています。

 

「デパート友の会」の3つのメリットとは?


長年愛用していて感じるメリットは、大きく3つあります。

①    高い利回り
1つめが、やはりお得になること。どれくらいお得かというと、うっかり1万円÷12万円=8.3%だと考えがちですが、これは間違い。なぜなら、最初から12万円をまとめて預けているのではなく、最初の1万円は12か月間、次の1万円は11か月間、そして最後の1万円は1か月間と、期間が異なるから。そう考えて計算すると、約15%もの高い利回りになります。

しかもこの利益に対して税金がかからないのも魅力です(定期預金などでは、約20%の税金がかかりますから…)。

お世話になった方へのお礼やプレゼント、お祝いなどで、デパートのよいものを買いたい場合にも、とても便利です。

②デパートで買い物する予算を決められる
2つめが、「デパート代」として先に準備ができること。月1万円を貯めていき、満期になって受け取った13万円分はすでに支払ったお金。デパートで買い物をしても新たに出費がかからないので毎月の家計が安定しますし、残高を意識しながら使うことで、無駄な買いものが減るメリットもあります。

これまで取材してきた女性の中には「13万円を1年間のデパート代として、コスメ代+洋服代にしている」という方もいました。そういう「予算」を自動的に決める使い方もできますね。

③    セールや割引などお得なサービスも
3つめが、そのデパートのセール情報や割引をうけられること。デパートによっては、お中元やお歳暮の時期に5%程度の買い物割引券がもらえたり、友の会会員限定のセールに招待されたり、展覧会などの無料チケットが送られてきたりします。
濃く長くお付き合いしたいデパートがあれば、魅力的です。
 

 
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