スタイリスト川上さやかさんの書籍の見どころはOK、NG例!
いよいよ10月9日に、スタイリスト川上さやかさんの初のファッション指南本が発売になります。“スタイリストのスタイルブック”にしないように、おしゃれに困っている人の助けになるようにつくってきたこの本。見どころは、さやかさんが得意とするわかりやすいOK、NG例の紹介にあります。この記事では特別に、書籍には載っていない撮りおろしのスペシャルなOK、NG例をお見せしながら、書籍でも炸裂しているさやかさん流の明確な語りとセオリーを堪能していただきたいと思います。
バッグと靴を黒で揃えるのはNGです
(OK分クレジット)
バッグ/コムデギャルソン 靴/ポルセリ ニット/ドゥーズィエム クラス スカート/ウィムガゼット リング/(左手人差し指)ティファニー、(左手中指)ソコ
「バッグと靴の色を同色で揃えるのは、ファッションの基本的なセオリーのように言われていますが、必ずしも正解ではありません。黒のバッグ×黒の靴で揃えてしまうと、おもしろみがなく、重たい印象に仕上がってしまいます。特に、マキシスカートをはく場合は、足元に軽やかさがないとバランスも悪く見えてしまうんです。この場合は、足元をメタリックなシルバーに変えるのが正解。軽快で洗練された雰囲気が叶います」
ワイドデニム×ローファーはトラッド感が強すぎてほっこり見え
(OK分クレジット)
デニム/アッパーハイツ 靴/アトリエブルージュ ニット/プラダ リング/(右手中指・左手人差し指)ティファニー、(右手薬指)ドゥジャガー、(左手中指)ソコ
「何年か前なら、デニム×ローファーの組み合わせはアリだったと思いますが、今はもうNGです。カジュアルでキレ味のない組み合わせがほっこりとした印象に見えてしまいます。ブラウンという色味も、古くさい雰囲気を高めてしまっていると思います。あか抜けて見せるためには、キレ味とほんのりモード感がマストです。そのために必要なのがボトムと色がかけはなれすぎていないダークカラー(黒やネイビー)のショートブーツ。ヒールが細いと、ワイドデニムとのバランスが悪いので、ヒールは太めに。ヒールのおかげでバランスアップして見えるのも一目瞭然ですよね」
このように、書籍『おしゃれになりたかったら、トレンドは買わない。』には、分かりやすく明確なルールがたくさん詰まっています。
書籍では、「女っぽすぎる」と「ちょうどよい女らしさ」の違い、「カジュアルすぎる」と「ちょうどよいカジュアルさ」の違いをOK、NG例の写真を使って紹介していますので、お楽しみに!
10月27日、梅田蔦屋書店にてトークショー開催!
参加お申し込み受付中>>
スタイリスト/川上さやか
ヘアメイク/桑野泰成(ilumini.)
構成・文/高橋香奈子、川端里恵(編集部)
第一回「スタイリスト川上さやかさんの初のファッション指南本、刊行決定!」はこちら>>
第二回「川上さやかの初ファッション指南本“トレンドは買わない”の意味」はこちら>>
第三回「川上さやかさんのトークイベント開催!【10/27 大阪・梅田 蔦屋書店にて】」はこちら>>
第四回「川上さやかさん発!おしゃれ迷子から脱却するにはトレンドから距離を置く」はこちら>>
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