うちの妻はなぜいつもイライラしているのか、自分はなぜいつも妻を怒らせてしまうのか……。そんな世の夫たちの悲痛な叫びに「脳科学」の視点から応え、40万部超のベストセラーとなった『妻のトリセツ』。著者で脳科学・AI研究者の黒川伊保子さんは、夫婦のすれ違いの原因は“男女の脳の仕組みの違い”にあるとし、円滑なコミュニケーションのコツを分かりやすく解説しています。

その内容を実践した夫たちからは
「妻に笑顔が戻った!」「地雷をかわせるようになった」
「できれば30年前にこの本に出会いたかった」

と感謝の声が続々。また、
「夫にイライラしてしまう理由が脳の機能ゆえと分かり、逆に許せる気持ちになった」
「夫だけでなく、ママ友や同僚との接し方もよくわかった」

と、女性からも多くの支持が。「ぜひ夫編も!」との要望にこたえる形で、10月には『夫のトリセツ』の刊行もひかえているそうです。

そんな大ヒット本が、待望のコミカライズ化! 『まんがでわかる妻のトリセツ』は、「妊娠・出産期に言われた夫の無神経なひと言」「名もなき家事問題」といった“夫婦あるある”を物語に取り入れ、分かりやすく。その裏にある“男と女の深い溝”とは……?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


「名もなき家事」が分担されにくい脳科学的理由

さらに別のエピソードでは、最近話題にのぼることの多い「名もなき家事」問題も出てきます。「言ってくれればやるのに」という夫の言葉はきっと嘘ではないはず。そうわかっていながらも、結局は「自分でやった方が早い」となってしまう。実はこれにも、男女の脳の違いが影響しているといいます。

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この記事でご紹介したマンガはダイジェスト版です。より詳細な『妻のトリセツ』は、ぜひ書籍でお楽しみくださいね!

黒川伊保子 Ihoko Kurokawa
1959年、長野県生まれ。人工知能研究者、脳科学コメンテイター、感性アナリスト、随筆家。奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピュータメーカーでAI(人工知能)開発に携わり、脳とことばの研究を始める。1991年に全国の原子力発電所で稼働した、“世界初”と言われた日本語対応型コンピュータを開発。また、AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である「サブリミナル・インプレッション導出法」を開発し、マーケティングの世界に新境地を開拓した感性分析の第一人者。近著に『前向きに生きるなんてばかばかしい 脳科学で心のコリをほぐす本』(マガジンハウス)、『女の機嫌の直し方』(集英社インターナショナル)など多数。

 

『まんがでわかる 妻のトリセツ』
著者:黒川伊保子 シナリオ:堀田純司 漫画:井上菜摘 1200円(税別) 講談社


40万部超のベストセラーとなった『妻のトリセツ』を、2組の夫婦を描くオリジナルストーリーでコミカライズ。夫からは理不尽とも思える妻の言動を脳科学の視点で解説、また男性がつい言ってしまいがちな、妻の地雷を踏みぬくNGワードが具体的にわかる内容に。女性の気持ちをどれだけ理解できているかが分かる「あなたの夫度チェック」付き。

漫画/井上菜摘

次回「妊娠・出産時の恨みを妻が絶対に忘れない理由『まんがでわかる妻のトリセツ』」は10月6日公開予定です。