セレブのファッションから、大人の女性が素敵に輝く着こなしのルールを学ぶ短期集中連載。第4回は、’70年代に映画『アニー・ホール』で永遠のおしゃれアイコンとなった、女優のダイアン・キートン。73歳の現在もブレない「マイスタイル」を貫く、彼女の最新コーデをチェック。
アイコニックな着こなしは永遠に
元祖・スタイルのある女といえば、やっぱりこのお方ではないでしょうか。
‘70年代に、当時のパートナーだったウッディ・アレンと共演した映画『アニー・ホール』のダイアンの着こなしは、「アニー・ホール・ルック」として、今も語り継がれるもの。
メンズサイズのパンツにベスト、ラルフ・ローレンのネクタイを締めてハットを被った独特のセンスは、衝撃を受けるほどおしゃれでした。
そんな彼女が去年、インスタグラムのアカウントを開設。「#OOTD(今日のコーデ)」を投稿し、再びインフルエンサーに。
黒のトップハットやワイドベルトと言った昔からの彼女の定番アイテムに、コンバットブーツやガーリーなフレアスカートを合わせたミックス&マッチな着こなしは、おしゃれのアイデアの宝庫。
その「ブレない」スタイルは、さすが永遠のアイコン。モノトーンを基調にしつつ、エッジィな小物遣いで若々しい遊び心を取り入れたコーディネイトに、「おしゃれを楽しむ」とはこういうことなのかと思わされます。
現代版アニー・ホールスタイル!
ハットにメンズライクなパンツスーツ。ダイアンのアニー・ホールスタイルは、時代に関係なく色褪せないもの。ドット柄のスカーフ遣いがシックなポイントに。
定番アイテムを持つことがスタイルに繋がる
トップハットにテーラードジャケット、ワイドパンツにワイドベルト。好きなアイテムは変わらないダイアン。そこにギンガムチェックやドット柄で変化をつけるのが、最近のお気に入りのよう。
バルーンスカートでガーリーMIX
マニッシュなパンツスーツのイメージが強いダイアンだけど、ガーリーな着こなしも得意。テーラードにハット、ゴツいブーツにバルーンスカートでキュートなテイストを加えて。
小物遣いが光る黒の着こなし
ファッションショーのフロントロウで見せた黒の装いは、おしゃれアイコンの面目躍如なかっこよさ。ブーツやサングラス、そして黒のリング&ネイルなど、ディテールにいちいちセンスを感じます。
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