セレブのファッションから、大人の女性が素敵に輝く着こなしのルールを学ぶ短期集中連載。第3回は、アラフィフの今も、キャリアもプライベートも絶好調のグウィネス・パルトロウ。彼女の着こなしは、女友達からも男性目線からも、そしてキャリアでも好感度抜群なコンサバテイスト。アラフィフが老けずにおしゃれに見えるコンサバスタイルの秘密とは

 


定番アイテムを上品&セクシーに仕上げて


私がハリウッドで「持ってる」女だと思うのが、グウィネス。

プロデューサーの父と女優の母の元で育ったハリウッド界のいわばサラブレッドで、女優としてはオスカーを獲得し、元彼はブラピにベン・アフレックとイケメン揃い。

さらに元夫のコールドプレイのクリス・マーティンとは現在も親友で、去年には敏腕プロデューサーでこれまたイケメンのブラッド・ファルチャックと再婚してモテ女ぶりは健在だし、出資するジムやビューティサロン、ライフスタイルブログ「GOOP」も軒並み成功させて実業家としての手腕も確か。その上、親友はキャメロン・ディアスにビヨンセ…と、とにかく、何でも「持っている」のだもの。

人気デザイナーのステラ・マッカートニーだって「マブダチ」で、もちろんファッションセンスも抜群。そんなグウィネスのおしゃれは、「王道的コンサバ」が基本。リトルブラックドレスやタイトスカートなどなど、いわゆる「コンサバ」なアイテムが目立ちます。

身長約175cmでスタイルのいい彼女の魅力は、たしかにシンプルで上品な。コンサバコーデでこそ引き立つのです。

だけどコンサバって、歳を重ねるにつれ、カジュアルと同じくらいに難しくなるスタイルでもあります。なぜってそれは、肌や髪のツヤやハリが失われてくると、シンプルなだけでは単なる地味で、老けて見えてしまう危険性があるから。

それは元々コンサバ派の私が、現在、如実に感じている悩み。

なのにグウィネスは、47歳でアラフィフとなった今もコンサバスタイルを貫いていて、それなのに素敵。それは、ベーシックなワードローブでも、必ずどこか女っぽさを加えて〝艶〟を忘れないから。

肌を見せたり、ボディコンシャスなシルエットにこだわったり。それが、アラフィフのコンサバスタイルを地味に終わらせない秘訣。そしてもちろん、派手になりすぎないモード感は必須です。

男性にアピールしつつ、なおかつおしゃれに厳しい女友達からもモテて、キャリアウーマンとして取引相手からも一目置かれる。―そんな全方位から好感度の高い、グウィネスの着こなし。

「愛され系ならコンサバコーデ!」と、いわゆる赤文字系女性ファッション誌に叩き込まれて育った(?)アラフィフ世代の私でありますが、アラフィフが愛されたいなら、「品の良さとセクシーさを兼ね備えたグウィネス的コンサバ」が正解、なのかもしれません。

カラー選びで品良く見せる

 

キャメル×ブラックは、誰でも上品に見える定番の色合わせ。レザースカートで大人の艶感を投入。

リトルブラックドレスこそ腕の見せ所

 

コンサバ派のマストアイテム、リトルブラックドレス。シルエットはシンプルでも、どこかにモード感あるデザインがおしゃれに見せるポイントに。

デートワンピは旬小物で甘さ控えめに

 

夫のブラッドとのデートには、フェミニンなプリントワンピを着用。足元はトレンドのスリットパンプスで、着こなしが甘くなりすぎないよう引き締めて。

マニッシュなスーツを女らしく仕上げて

 

夫とともにイベントに登場する日は、グレーのスーツでさりげないリンクコーデで。マニッシュなはずのツィードのパンツスタイルは、デコルテの開きやタイトなシルエットで女性らしさをキープ。

黒コーデこそ素材MIXにこだわる

 

全身ブラックの着こなしは、コンサバ派の強い味方。透け感のあるブラウスとレザースカートの異素材同士を組み合わせることで、抜け感が生まれます。

グレーコートは白で上品さアップ

 

地味になりがちなグレーのアウターは、ホワイトのショートブーツとスリットスカートで肌見せバランスを計算。


カジュアルはモノトーンでまとめてキレイめに

 

半端丈のワイドパンツとスタンドカラーのシャツで作る黒コーデは、白スニーカーでカジュアルダウン。カジュアルな着こなしも、モノトーンなら大人の女性に不可欠なきちんと感が手に入ります。


どこに着ていくにも安心感がある上、誰からも好かれるコンサバスタイルは、おしゃれに着こなせれば大人の女性の強い味方に。

カジュアル流行りの昨今ではあるけれど、私もグウィネスのコーデをヒントに、もう一度コンサバデビュー、してみようかな。

Moyuru’s 格言
コンサバを制する者は、人生をも制す! 
文/さかいもゆる
写真/アフロ
構成/朏亜希子


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