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ミモレッタの皆様、こんにちは!
ブログ『日曜日のパリで!』の大熊洋子です。
この度、隔週の土曜日に「スタッフの今日のコーデ」に仲間入りをさせて頂く事になりました。

え? あんた誰やねん?と、いま関西弁でつぶやいたあなた! はたまたいつもブログをご贔屓にして下さっている皆様♡にも、改めてご挨拶を。これから(も)どうぞ宜しくお願い致します。

かねてよりパリブログでは「Hiroko@Paris スナップスナップ番外編 ?!」と称し、私のスタイルを不定期に掲載しておりました。パリスタイルを私なりに表現し、お伝えしたい、という強い想いがあったのです。

身長156cm、体重50kgの平均的日本人体型、絶世の美女ではないけれど、そこは愛嬌で十分カバー(あは)。「パリジェンヌには負けないよ!」という私の装いを、連載して参ります。どうぞご期待下さいね!

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アン・ディマンシュ・ア・パリの元同僚であり、今では善き友人となったラファエル(右)の結婚式。イケメンのアレックス(左)も元同僚で今は劇作家として活躍中。

さて、今日のコーデ、記念すべき第一回は、新年早々に行われた結婚式の二次会での装い。
フランスあるあるで、皆が時間通りに来るわけがない。集まったゲストの行動が自由すぎるでしょ! というわちゃわちゃの状態で宴は始まった。招待客が百人を越え、店の外まで人が溢れ出す。お向かいのパブのお客さんまで巻き込んでの乾杯。やんちゃなラファエルらしいソワレだ。

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パリスタイルにはコケットを一匙。潔くノーブラです(日本ではヌーブラかな)。

パーティ当日は生憎出勤日と重なっていた。家に帰って着替える時間もないし、職場のドレスコードである全身ブラックの装いを守らなければならない。そうきたらお得意の、≪同一色・素材違いの法則≫で行こう、と瞬時にひらめいた。

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イアリングは黒真珠(あくまで推定)にダイヤモンド(あくまでも推定)。彼からのクリスマスプレゼントで、自分では絶対に選ばないデザインだが、人に良く褒められる。

トップスは少しツヤのある滑らかなヴィスコース、パンツはマットなベロア、ヒールはゴージャスなスウェード素材。違うマチエールを三つ重ねるだけで、装いにグッと奥行きが出るのが面白い。週末のリラックスした外出にはシルクのキャミソール、ベロアのボトムスに、モヘアのロングニットという組み合わせも良いな、と妄想が広がる。

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ブレスレット(ハム)、ダイヤとプラチナのリング(母から譲り受けたもの)、ピアス(出生地・ブランド不明)、骸骨のエナメルリング(ブリジット・タナカ)
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ジバンシィの芸術的な編み上げベルトは十年位前の物。
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五年前位のセルジオ・ロッシ。一年中大活躍の一足。サルサを一晩中踊れる素晴らしい履き心地。

アクセサリーのシルバー、グレイ、ホワイトのアイスカラーが点在する事で一気に軽さが出る。背中が大胆に開いたボディは、冬のソルドで手に入れたイタリアのブランド、ツインセット・ミラノの物で今日のコーディネートの主役だ。販売員さんの絶対的なアドバイスにより、ノーブラを貫く。ネイルの赤がパリスタイルには欠かせないという事は言うまでも無い。

はい!コケットを一匙投入で、一気にパリスタイルの出来上がりだ。

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