それは半年以上もかけた、ロングパス。

こちらの連載で聖子ちゃんこと松田聖子さんの39周年ライブについて熱く語ったのは、去年7月のこと。

「私たちはなぜこんなにも「松田聖子」に魅せられるのか?」

「なぜ松田聖子は「アイドル・松田聖子」になりえたのか」

という記事がYahoo!ニュースでバズったことから、今年2月にお声がかかり、なんと音楽ライターでもないのに、歌謡番組のゲストとして聖子ちゃんについて語って来ました(喜)!

WOWOW +(ワウワウ プラス)の「歌謡ポップスチャンネル」で3月からスタートする『ミュージック・ジャンクション』。ずんの飯尾さんと水曜日のカンパネラのコムアイさんが司会を務める、J POPのトーク番組です。

 

3月にスタートするこの番組の記念すべき第一回&二回は、「80年代女性アイドル feat.松田聖子」がテーマ。80年代アイドルも聖子ちゃんも大好物な私にとっては「待ってました!」と言いたくなるような、まさに夢のような企画(笑)。

 

出演に際して聖子ちゃんの動画やアルバムを視聴しまくった結果、「聖子ちゃんを聴くと元気になる即効性がある」ということに改めて気づきました。

その最大の理由は、

① 聖子ちゃんから「歌うのが嬉しくてしょうがない!」という気持ちが溢れているため、聴いているこちらまで楽しくなってきてしまう

② 聖子ちゃんの歌声と楽曲には、ティンカーベルの魔法の粉のように、束の間、夢を見させてくれる魔力がある


このふたつに集約されるのではないかと。

映像なしで聖子ちゃんの歌を聴いていても、「絶対今、口角上がってるんだろうな」と想像がつくくらい、幸せそうに歌う聖子ちゃんが目に浮かぶような歌声。レコード大賞で新人賞を受賞したときは「涙が出てない嘘泣き」と揶揄された聖子ちゃんが、神田正輝さんと結婚して歌手を休業するときのファイナルステージでは本当に辛そうに涙を流していた映像を観ても、「この人は本当に歌うことが好きなんだな」というのがわかるような気がしてしまいます。

ちなみに、あんなに軽々とどんな曲も歌いこなしているように見える彼女ですが、名曲『マイアミ午前5時』では「そんな歌い方じゃマイアミの情景が見えてこないんだよ!」という理不尽な(?)ダメ出しをプロデューサーから喰らって、すごく悩んで歌ったというエピソードも(それにしても、行ったこともない外国の情景を歌声で表現するってどんなだ)。そんな並ならぬ努力を、表には絶対に感じさせないところがまたかっこいいですよね!

②に関しては、聖子ちゃんの曲って、歌詞や曲の素晴らしさももちろんなのですが、それを聖子ちゃんが歌い上げることによって、聴くだけでその情景が五感のすべてで感じ取れるほどありありと浮かび上がってくるようなパワーがあると思うのです。そのシーンが今、春なのか夏なのか、早朝なのか昼下がりなのか。はたまた、そよ風が吹いているとか、ちょっと肌寒いのか、などなど。曲を聴いているだけで不思議と想像できてしまうって、すごくないですか? イントロから最後の演奏まで、その曲の世界観に引き込んでくれるから、よくできた短編映画を観たかのような読後感(聴き後感?)があるのです。そしてその世界では、たとえ失恋の曲でも前向きな女性像が描かれているから、聴いているとこちらの気分も上がってくる。

そんなわけで、出演までの2週間くらい聖子ちゃんを聴きまくり&見まくっている間、本当に明るくハッピーな気持ちになれました。

中でも私のおすすめの聖子ちゃんYouTube動画のリンクはこちら。


聖子ちゃんのキラキラな魅力が詰まった、「可愛い」の権化のような動画なので、中毒性注意です…!

よろしかったら、番組の方もチェックしてみてくださいね♡
聖子ちゃん特集は2回に分けて放送されます。

WOWOW +(ワウワウ プラス)歌謡ポップスチャンネル
『ミュージック・ジャンクション』
「80年代女性アイドル伝説 feat.松田聖子」
第1回 A面:80年代女性アイドル
2020年03月2日(月) 21:00〜21:30
2020年03月08日(日) 深夜 0:00〜深夜 0:30
2020年03月27日(金) 22:00〜22:30

第2回 B面:松田聖子
2020年03月16日(月) 21:00〜21:30
2020年03月22日(日) 深夜 0:00〜深夜 0:30
2020年03月27日(金) 22:30〜23:00

前回記事「ジョニデ、アンバー・ハードへのDV疑惑が深まる衝撃メールが暴露される」はこちら>>