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【毛穴ケア】ニキビ・たるみ・くすみを解決する4つの習慣とは?

 

5月に入ると気温の上昇とともに気になる毛穴悩み。外出の機会は減り、おこもり美容にいそしんでいたのに、毛穴悩みは一向に良くならない。そんな声に応えてくれたのは『毛穴道 もう一生悩まない。』の監修も務めた青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生。「大人の毛穴悩みとその対処法」について、お話をうかがいました。

 

亀山孝一郎 皮膚科専門医/青山ヒフ科クリニック院長
1980年北里大学医学部卒業。大学病院や米国立衛生研究所で研鑽を積み、1999年に青山ヒフ科クリニックを開業。毎日70〜80人近くの患者を診療し、ニキビや毛穴の治療・生活習慣等のアドバイスをおこなっている。なお、『毛穴道』(5月中旬発売予定・講談社)の監修をおこなっている。

 

 

ニキビ・シワ・たるみなど、肌悩みの原因は毛穴だった!


ウェブや雑誌で数多く登場している青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生は、ニキビや肌荒れで悩む女性はもちろん、最近では男性患者も多く訪れる“ニキビ治療”のパイオニア。1日の診療数は多い日で100人を超えることもあるのだとか。
「肌悩みの全ての原因を突き詰めると、結局のところ『毛穴』なんですよね。毛穴悩みといえば、化粧崩れ・テカリなどを思い浮かべますが、ニキビや肌荒れ、シワ・たるみなどのエイジングも毛穴が原因で起こる肌トラブルなんです。だから、毛穴のケアはとても大切。原因がわかれば適切な治療・手入れをおこなうだけですから。毛穴を制すればきれいな肌になれますよ」。


毛穴が勝手にきれいになる4つの習慣


美肌の近道は「毛穴」を制することと亀山先生は言います。「本来、毛穴というのは肌にとってはなくてはならないものであり、『毛穴=悪』ではありません。毛穴を愛でてあげれば、決して悪さはしませんから。上手な付き合い方を学んでいただきたいですね」。

では、毛穴が悪さをする原因とは一体何か? 「毛穴トラブルの要因は意外にも私たち自身が引き起こしているのです」。
今回は毛穴トラブルの原因とその対処法について紹介していきましょう。


 習慣1 
スキンケアは適切な時間と力加減で


まずは意外と知られていない間違ったスキンケア法。「良かれと思ってしている独自のお手入れが、毛穴の状態を悪化させているケースもあるのです。ちょっとしたことなのですが、後に大きな差となってあらわれてきます」。


●落とす・洗う時間を見直して

ニキビや毛穴トラブルの原因のひとつは過剰な皮脂分泌。クレンジングや洗顔に時間をかけすぎてしまい、必要な皮脂まで奪ってしまっているのです。肌はまた「皮脂を作って」と司令を出し、さらに皮脂を分泌するという負のスパイラルに。
ニキビ・毛穴で悩んでいる人はクレンジング・洗顔時間が長い傾向にあります。まずは、時間の見直しを。

 


●肌ヘの摩擦は厳禁

もうひとつは「力加減」。クレンジングや洗顔、または化粧水をつけている時にゴシゴシと顔をこすっていませんか?
「摩擦」は肌にとってはNG行為。クレンジング時の過度なマッサージやゴシゴシと洗うスクラブ洗顔、また、コットン使用も肌に負担がかかり、かえって悪化させてしまうことも。
ニキビがあるところのコットン使用はなるべく控え、ハンドプレスをする時も指や手をスライドさせず、丁寧に肌の中に押し込むようにすると良いでしょう。


 習慣2 
化粧品はたっぷり、角質ケア&ビタミン投入


●化粧品はケチらないこと!

化粧品の適量を守ることも大切ですが、一人ひとりの肌コンディションも異なるわけですから、それぞれに適量が異なってもいいと思います。
クリニックに来院する患者さんには「化粧品をケチらず使って欲しい」と伝えています。特に美容液、化粧水においては明記されている使用量の2倍の量を使うと、肌がふっくらと仕上がります。


●こまめな角質ケアはどんどんやるべし

主な毛穴トラブルのひとつである「毛穴詰まり」。これを解決するには、こまめな角質ケアがおすすめ。肌の表面の部分は「角層」と呼ばれ、角層の最も表面の部分は日々 少しずつ剝がれ落ちます。この剥がれ落ちたものが皮脂と混ざり合って毛穴を塞ぐのです。角質ケアをこまめに行えば毛穴詰まりを解消することができます。
ドクターケイの「ケイ コントロールエッセンス」は肌タイプを選ばず、しかも毎日使える角質ケア美容液。毛穴の引き締め効果も期待できます。

●まずは毛穴ケアの救世主「ビタミンC」

毛穴の悪目立ちやニキビの他、たるみ・くすみも毛穴によるトラブルが原因。これらにまるっとアプローチし、解決してくれるのが「ビタミンC」です。サプリとして飲んでいる方もいらっしゃいますが、肌のことを考えたら直接肌につけることもおすすめします。サプリと高濃度ビタミンCの化粧品と内外でアプローチするのがおすすめです。

さらにビタミンA、ビタミンBも一緒に摂ることもおすすめしています。肌の免疫力が高まり、ビタミンCの効果がより発揮されるからです。青山ヒフ科クリニックではビタミンABCの混合を「カクテルビタミン」と呼び、イオン導入の施術を行っています。1回の施術でもニキビや毛穴の炎症の赤みがおさまるので人気のメニューになっています。


 習慣3 
食事は糖質・脂質の摂取を減らす


きれいな肌はスキンケアだけで叶うわけではありません。健康的な生活を送ること、体の中からきれいになることを心掛けてください。中でも、食生活は特に気をつけたいところですね。
ニキビに悩んでいる方の食生活を聞くと、糖質・脂質の摂取が多いことが挙げられます。白米、パスタ、パンなどの炭水化物やチョコレート、ケーキなどの糖分、ビールやワインなどのお酒にも糖分が入っています。これらを減らすだけで皮脂の過剰分泌が抑えられますよ。

 

それからもうひとつ。
「腹八分」を守ること。今は1食の量も多くなりがちですが、野菜やタンパク質を中心に腹八分目を意識して食事をするだけでで毛穴のコンディションが良くなります。


 習慣4 
現代人の肌荒れ原因「ストレス」をケアする


現代女性のニキビや毛穴の悪目立ちの原因のひとつに「ストレス」も挙げられます。ストレス性ニキビとも言われ、今は20代後半から30代・40代と幅広い層に見受けられます。仕事や人間関係などによりストレスが溜まると交感神経が優位になり、毛細血管に血液が行き届かなくなるんです。すると肌のバリア機能が低下し、皮脂を分泌するように過剰に働きかけ、ニキビの原因に。
また、ニキビの原因といわれる男性ホルモンの分泌もストレスから生じるものです。肌は心の鏡、ストレスを減らしていくことも大切なことなのです。

では、どのようなストレスケアをすればいいのか。その対処法は個々によって異なりますが、私の場合は適度な運動を取り入れたのが良かったですね。スポーツジムに週3日ほど通って汗を流す。ストレスケアはもちろん、体型もキープしています。


「お手入れ方法はたくさんありますが、今回紹介したスキンケアをまずは実践してみてください。また、食生活や心のケアまでトータルでおこなうと、肌の違いをより早く実感できるはず。お手入れも楽しくなりますよ」。


次回は「絶対やってはいけない3つの毛穴ケア」を紹介します。

 

<亀山先生監修の新刊>
『毛穴道 もう一生悩まない。』

著 毛穴道研究会
監修 皮膚科専門医 亀山孝一郎
定価 1300円(税別)
5月15日発売予定
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講談社

毛穴の悩みからもう解放されたい人へ。本当に毛穴に効くこと、今すぐできることを、皮膚科医と美容のプロが伝授します。毛穴はあなたを守ろうとがんばった結果、詰まってしまったりぽっかり開いてしまったりしているだけ。毛穴にかかるプレッシャーをラクにし、毛穴に愛を注いであげることで、根本から毛穴悩みを解決する。それこそが「毛穴道」! 本書で紹介しているスキンケア法を実際に自宅で1ヵ月間毎日行った一般女性8名のビフォーアフターも大公開。

取材・文・撮影/長谷川真弓
構成/片岡千晶(編集部)