外出自粛が続く中、誰もが自宅で楽しく過ごす工夫を模索している今日この頃。こんな時だからこそ、気軽に始められて、長く楽しめる趣味を開拓したい……!
この記事ではそんなあなたにおすすめの、見て、さわって、飾って楽しめるうえに、ドライブ気分も味わえる(?)、大人のためのトミカの魅力をお伝えします!
トミカといえば子どもの定番おもちゃ。実際、7歳以下の男子の、じつに86.5%がトミカを所有しているそうです。(タカラトミーWebサイトより)
トミカは手のひらにすっぽりおさまるサイズの、ごくごく小さなミニカーです。しかし、実際に手に取ってみると適度な重量感があり、本物の車と同じような焼き付け塗装が施されていることに驚かされます。
ハンドルなどの内装や、精巧なサスペンションに加え、乗用車は側面ドアやテールゲート、働く車は車種に応じた可動機構を備えています。大人のコレクターが数多く存在しているというのにも納得の、ハイクオリティなアイテムなのです。
スーパーカーブームとトミカ
70年代後半は日本でもランボルギーニやフェラーリ、マセラティなどの超高級車が紹介され、スーパーカーが大流行しました。
スーパーカーを撮影しようとカメラを手にした人々が街中にあふれ、スーパーカーフェスティバル(1977年3月東京・後楽園球場←東京ドームではない)、やワールドカーフェスタ(1977年4月大阪・万博記念公園)など数多くのイベントが開催されたのです。
このスーパーカーブームの影響で、幅広い世代がトミカを手にし、「スーパーカーセット」「外国車セット」なども数多く販売されました。
100万円トミカ、プラチナ製トミカ
80年代中期以降、スーパーカーブームの終焉と共にトミカの新車アイテム数が減少するなど苦しい時代もあったそうですが、2000年代ごろからはレトロ玩具として再び大人の注目を集めるようになりました。30周年では1台100万円の「純金トミカ」(日産 ブルーバード SSSクーペ)が、40周年ではプラチナ製のトミカ(日産 フェアレディZ 432(非売品))が発表されるなど、大人のトミカファンにむけたキャンペーンが行われ話題をよびました。
トミカプレミアム
現在では、“大人のためのトミカ”シリーズとして「トミカプレミアム」ラインが発売されています。クルマのフォルム、細かな塗装や印刷、ホイールのデザインなど、可能な限りリアリティを追求した、まさにプレミアムなトミカです。
トヨタ2000GT、日産フェアレディZ、テスタロッサ、キャデラック エルドラド ビアリッツなど往年の名車を中心に、大人が憧れる車種が揃っているだけでなく、戦車や航空機など、ちょっとかわったラインナップも!
自動車が人々のあこがれだった1970年代に誕生したトミカは、2020年で50周年を迎えます。
この機会に、あこがれのスーパーカーやお気に入りの車種を、トミカでコレクションしてみてはいかがでしょう?
タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」
© TOMY 「トミカ」は株式会社タカラトミーの登録商標です。
試し読みをぜひチェック!(実際の本は左開きです)
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\トミカの世界をさらに楽しむ/
『トミカ 究極のコレクション 1970-2020』
トミカファンのための、究極のコレクションブックが遂に登場!
これまで発売されたトミカの歴代ラインナップを発売年順に網羅。画像は定番の斜め前のカットのほか、本誌オリジナル画像として、斜め後ろからの画像も掲載。トミカそれぞれのパッケージ(箱)も収録しています。高級感あふれるハードカバー、箔押しタイトルの美しい造本で、見て飾って楽しめる1冊です。
※この記事は、現代ビジネス「ミニカーのトミカ「新レトロ玩具」として再びブーム到来か」(著:市瀬義雄)をもとに、文章を追加再構成したものです。
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