ファッション誌でのユニクロを特集した企画を多く担当し、ご自身の著書『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』も大好評のファッションエディター伊藤真知さん。ユニクロを知り尽くす伊藤さんが、この春選んだ“本当に使える”アイテムとは?
ファッションエディター伊藤真知さんの大人のきちんと感はコスパブランドMIXで賢く! 5日間コーデ>>
1.メンズ・リネンシャツ(黒)
2.黒のジョーゼットワンピース
これは、ユニクロに限らずここ最近買ったワンピースの中でも一番といっていいくらいのスタイルアップワンピです。ウエストがゴムで楽ちんなのですが、位置が少し高めなので脚が長く見えますし、首の詰まったノーカラーなので、痩せがちな大人のデコルテもカバー。そして適度にボリュームのあるパフスリーブは、手首を華奢に見せてくれます。元々ユニクロは、落ち感のきれいなとろみ素材に素敵なものが多いですが、このワンピースはその中でも秀逸。とくに黒なら申し分なしです。きちんとしたお出かけやちょっとしたフォーマルにも行けますし、お洗濯もOK。インナーワンピもついていたりと実用的なので、一枚買っておいて損はないと思います。(※着用サイズ:S)
3.黒のスエード調サンダル
これまでユニクロで靴は買ったことがなかったのですが、これはあまりのよさに、思わず”初買い”した一足。ヒールの高さやデザインにこそ個性が出がちですが、これはフラットで全体のデザインも極めてシンプル。いい意味で“どこのブランド”か分かりにくいので、挑戦しやすいです。値段は2990円ですが、スエード調でかなり高見えしますし、インソールがふかふかで長く歩いても疲れません。アンクルストラップもひっかけるだけのワンタッチなので、ちょっとスーパーやコンビニへ、という時にもさっと脱ぎ履きできて優秀です。絶対に間違いのない黒と、流行のブラウン系の服の抜け感づくりに最適なベージュ、2足を大人買いしました。(※着用サイズ:S)
どれもベーシックなのに、プチプラとは思えない“高見え”アイテムばかり!色は失敗の少ない「黒」をチョイスされているところもポイントですね。おうちコーデにもお出かけにも、ぜひ上手に取り入れてみてくださいね。
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文/出原杏子
MACHI’S コメント
夏の定番、リネンシャツはベージュや白などナチュラル系の色を選ぶことが多いと思うのですが、こういうリラックスした自然素材でナチュラルな色だとほっこりしてしまうので、あえての「黒」を。着心地は涼しいですが、上質感があって高見えしますし、ベージュや淡い色のシャツにありがちな汗ジミ(脇汗ジミ)の心配がないのもいいです。 ウィメンズでもリネンシャツは展開していますが、「黒」はメンズにしかないのと、ちょっとオーバーサイズぎみで着たかったので、メンズのMサイズを購入しました。 ピアスも時計もレディライクな黒を合わせて、ゆるっとしつつも女っぽく仕上げたのがポイントです。