【40代からのおしゃれとの付き合い方】


<Icecreamさんからの質問>
おしゃれに少しだけ疲れてしまいました。着心地のいいラクな服ばかり手にとっています。またおしゃれと仲良く過ごせるようになりたいなぁと思いながら暮らしています。

そのほか、似合う服がわからなくなった、おしゃれ難民になったという声も多数いただきました。

<大草ディレクターの回答>
「おしゃれに疲れちゃったときにどうしたらいいか。ふたつ提案できることがあります。ひとつはパーツに目を向けるということ。おしゃれというと全身をどうするかを考えることが多いですが、それって家で例えるならリビング全体をリフォームするようなこと。お金も時間もかかるし、頭もかなり使う。でも、コーナーだけ飾る、クッションの色合わせを変える、だったら、リフォームよりもラクにできそうですよね。ファッションも同じで全身じゃなくてピアスやリングなど小さなパーツに目を向けてみる。パーツなら疲れてしまっているときも気負わず、手軽に、おしゃれを楽しむ気持ちは味わえるのかなと。

服やジュエリーに気持ちが向かないなら、ランジェリーや香水で新しいものを取り入れてみるのはどうでしょうか。もしそれも難しいなら、全然何もしなくて、そのままでいいと思います。おしゃれが消えてなくなることは絶対にないいから安心して下さい。

もうひとつは断捨離。おしゃれに疲れたときに服がたくさんある=情報が多いところに自分を置くのは辛いので、服自体を減らしてみる。そして残したベーシックなアイテムだけで着まわせるようにコーディネートの考える時間を作ってみるのもいいかもしれません。新しい情報を入れないという意味では、3か月服を買わないチャレンジをするのもいいかも。

おしゃれって自分をモチベートして、明るく、生活を豊かにしてくれるものだし、そうあるべき。もしそうじゃないなら、距離を置いていい。そんなにつねにおしゃれにひっついてなくていいんです。おしゃれがプレッシャーを与えたり、強制したり、命令したりするんだったら、距離を置いてみてください」

家族、仕事、これから生き方などについて大草ディレクターが回答した後半ははこちらからご覧いただけます。

 

構成・文/幸山梨奈
 

「これからの働き方、家族との向き合い方etc.全部答えます!【大草直子】」はこちら>>