こんにちは!
ご無沙汰してしまいましたが、みなさまお変わりありませんでしょうか。

2ヶ月ぶりの更新です。理由はもちろん

祝!初のポップスアルバム『Papillon (パピヨン)−ボヘミアン・ラプソディ−』発売!!

いやーおめでたい。私も発売日、池袋西武に入ってる山野楽器に走りました! 初回限定スペシャル盤と通常盤、みなさんどちらを買われましたか? 私こういう時は迷わず限定版を買うタイプです(通常盤は欲しければ後からでも手に入れられる、というダメなオタクの思考)。23日には配信も開始されましたね〜〜!

【氷川きよし】初のポップスアルバム『Papillon』がやっぱり最高だった話_img0
こういう限定のケースってめちゃめちゃテンションアガるものの、CDを出し入れするたびに曲げちゃったり傷をつけちゃいそうで怖い……。プラケースに移し替えようかしら。

ロックからEDM、R&Bまで詰め込んだ、きーさま渾身の14曲。ひととおり聴いて最初に思ったのは、……これアルバムの感想として正しいのかわからないんですが、「演歌って、歌うのめちゃくちゃ難しいんだな!!」でした。

 

「ポップスの時のきーさまが歌うますぎヤバイ」って話は以前も書きましたが、私たち聴く側がきーさまのこぶしをきかせた=力のこもった歌声に慣れているし、あとはポップスは演歌と比べると抑揚が少ないことも手伝って、なんというか、普段の60%くらいの出力で歌ってるように聞こえちゃうんですよね。実際今回のアルバムもいろいろな曲調の曲があるものの、それぞれ歌いこなすことについてはそれほど苦労しなかったんじゃないかしら? そんなふうに思ってしまうほど、のびのびリラックスした様子が歌からも伝わってくるのです。ポップスアルバムで逆に演歌歌手としての実力を思い知るという、予想外の展開でありました。

そのなかでも私が気に入ったのは7曲目「Love Song」です。
王道なラブバラードなんですが、とくに後半からが今まで聞いたことないくらい甘い歌い方で。「やだ、こんなきーさま、はじめて……!」って感じに、みなさんなりませんでしたか?! 私だけ?!

作詞作曲とコーラスはJUTAさんという方で、ご自身も歌手として活躍されてるもよう。詳細はわからなかったのですが、おそらくまだ30代とかの若手アーティストのようです。だからと思うんですが、「王道」といってもやっぱり今っぽいんですよね。

私は今38歳で、安室ちゃんや小室ファミリーが青春ドンピシャという世代なのですが、あの頃のバラードって、とくに曲の後半にドラマチックな転換、いわゆる“聴かせどころ”が入ることが多かったと思うんです(当時は人気歌手の新曲といえばカラオケで歌われることが前提で、そういうことも背景にあるのかもしれませんが)。

もちろん一概には言えないものの、最近の若いアーティストの曲って、そういった起伏があんまりない、あっても穏やかな気がするんですよね。で、そういう曲をきーさまが歌うというのもいいなあと。小さな転調からゆるやかに盛り上がっていき、それに合わせてきーさまの声もどんどんメロウになっていく。こういう、今までになかった一面を見せてもらえるのが、アルバム作品の醍醐味だなあと思うのでした。


もう一つ、こういうのが聴きたかった〜! という個人的欲求を満たしてくれたのは、10曲目「おもひぞら」。

美空ひばり「歌は我が命」のカバーを聞いた時から、こういうどこか昭和歌謡っぽい、ちょっとこぶしをきかせる曲が、きーさまの声が一番映えるなあ〜と思っていたんです! 作詞作曲を手掛けた、いきものがかりの水野良樹さん(この方、ほんといろんな方に楽曲提供してますねー!)も、きっと同じことを考えたんじゃないかしら? なんて、勝手に思ったり。

それでいうと、既存曲で今回のアルバムにも収録された4曲目「確信」も、きーさまの声にすごくよく合ってますよね! 力強くも切なげで、「限界突破×サバイバー」でかっこいい!と思った人には、ぜひこっちも聴いてほしいなあ。

みなさんのお気に入り曲もぜひ教えてください!

【氷川きよし】初のポップスアルバム『Papillon』がやっぱり最高だった話_img1
店頭特典、みなさんは何が当たりました? 私はB賞のノートでした☆ もったいなくて絶対使えない。あとくじ引きが久しぶりすぎてめちゃめちゃ楽しかった……


そして今日、6月26日はいよいよ、写真集「kii−natural」の発売ですね! 発表された時はずいぶん先だなーと思っていたのに、月日の流れのなんと早いことよ……!!!

こちらも追って感想を書きたいと思います。

それではまた!
 

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