百貨店のコスメコーナーで飛ぶように売れている海外ブランドのファンデーション。スタイリッシュさとスペックを兼備したラインナップの中から、イチオシの3ブランドをピックアップ。
最新作はもちろん、今また脚光を浴びている名品も取り上げてお送りします。どれも、マスクをして外出しなければならない新時代に使いたいものばかりです。

今だから頼りになる快適美肌ファンデ3つが揃い踏み

 

左:タン クラリフィック リキッド SPF25・PA+++ 30ml ¥6000/ランコム
中央:ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ SPF10・PA++ 30ml ¥6000/エスティ ローダー
右:スノー パーフェクト ライト コンパクト ファンデーション SPF10・PA++全7色 ¥7300/パルファン・クリスチャン・ディオール

 


<ランコム>
メイクしながらスキンケア!美容液感覚のリキッド

 

このファンデーション、驚くほどみずみずしくて気持ちいいと思ったら、スキンケア成分が贅沢に配合されているんですって。
今年発売されるやいなやメガヒットとなった化粧水「クラリフィック」と共通のエイジングケア成分をメイクしながら肌に送り込めるなんて、それだけでスペシャル。
その日の肌悩みをカバーしてくれるだけじゃなく、使うほどに肌のコンディションが上がっていくところが大人には嬉しすぎますよね。紫外線や大気汚染物質から肌を守り抜いてくれるところもありがたいです。

うるおいたっぷりのテクスチャーの中には、肌に透明感をもたらすブナの芽エキスや外的要因から肌をガードしてくれるグレープシードオイルなど本格的なスキンケア成分がぎっしり。
肌の内側から光を放つようなナチュラルなツヤ感は、ちゃんとカバーしたいけど気合が入りすぎているようにも見られたくないオンラインにも最適。ストレッチ感もバッチリで、塗っているのを忘れるほど。


<エスティ ローダー>
20年以上のロングセラー!マスクにもつかないキープ力で今再ブレイク

 

圧倒的なキープ力と毛穴カバー力でデビュー以来ファンを増やし続けてきたあのリキッドファンデーションが、マスクがマストになった新生活において再び脚光を浴びているんです。
実際に肌になじませてみたら、たしかに納得。薄づきなのに肌の気になる部分はするっとカバー。仕上げに専用のスポンジでポンポンとリズミカルにタッピングすることで、どんどん肌と一体化し、まるで元からキレイな肌だったような仕上がりに。
マスクをしてもほぼ色が移らないから、外出先で外してまた装着するときも気分がいいんですよね。

リキッドの伸びがめちゃくちゃいいので、使う量はごく少量でOK!つまり、コストパフォーマンスもいいのです。
上品なツヤ感が出るところもお気に入り。長年売れ続けているのにはワケがあるんですね!


<ディオール>
透明感あふれる肌へと導くうるおいツヤファンデーション

 

ディオールが誇るブライトニングライン「ディオール スノー」シリーズから満を持して登場したのがこのパウダリーファンデーション。
美白成分がたっぷり配合され、メイクする度に肌色をトーンアップ。またパウダリーの概念が覆るほど粒子が繊細で、肌にしっとりフィットします。塗っているのに素肌のような、均一でしなやかな肌に仕立ててくれるんです。
独自のモイスチャーロック技術が、日中の乾燥から肌を守り抜いてくれるところも頼れますよね。さらに注目なのがおしゃれなパッケージ。メイク直しをしてる姿すらサマになるから、ファッション小物感覚で持ち歩きたいコンパクトです。

自然なツヤ肌に仕上がるのは、独自のホワイト マイクロパールが上品に輝き続けるから。空調が効いている室内でも肌がパリパリしないところも素晴らしい。

 

フェイスパウダーを重ねれば、マスク崩れも防げる


リキッドファンデーションを使うときに、崩れを防ぐポイントは2つ。
まず、ベースメイクが整ったらうちわなどで一度あおいで乾かすこと。
そしてリキッドを塗った後、フェイスパウダーをうすーく顔の中心にはたくこと。厚塗りするとヨレてしまうので、一度手の甲などで粉を落としてからあくまで繊細に重ねるのがポイント。
このテクニックでマスクにファンデーションが付くのを防げるので、ぜひお試しください。
 

取材・文/石橋里奈
構成/片岡千晶(編集部)

 

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