大人が「きれい色」を着るときの失敗しない配色術とは？【夏コーデのマンネリ打破】

配色アイディア②
パープル×ダークネイビー

パープルは子どもの頃から変わらず大好きで、長年着続けている色。私はもはやパープルのベテランです（笑）。以前は黒と合わせてパキッと着ることが多かったのですが、年齢とともにコントラストをつけて着るのが難しくなってきました。強そうに見えたりキツそうに見えてしまうなと感じるようになったのです。そこで合わせるようになったのがネイビー。黒ほどキツくなく、パープルにもネイビーにも“青”が入っているので、なじみやすいんです。

自分の中の定番の合わせ方が似合わない、違うなと感じるようになったとしても、違った配色にすることで新しい自分の着方はきっと見つかるはず。”色”を着ること自体を諦めるのではなく、ぜひ似合う合わせ方を模索してください。
 

配色アイディア③
グリーン×グレージュ

３コーディネート目は少し上級にトップスで取り入れてみました。パキッとしたグリーンを難しく感じる方もいるかもしれませんが、甘さもなく、かといって辛口でもない。でもコーディネートを締めてくれる、意外に使い勝手のいい色なのです。甘くも辛くもない中間のような色なので、合わせたのも辛口の黒でもなく、優しいブルーでもないグレージュのデニムにしました。

このコーディネートはTシャツにカーディガン、デニムという、アイテムだけを見たら、本当にベーシックな合わせ方。でも、配色を新鮮なものにすることでアップデートさせることができるんです。

次回は望月さんにベーシックカラーだけの新鮮な配色術を提案してもらいます。お楽しみに。

2020年夏のスタイリスト望月律子さんの着こなしを見る
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第2回「地味にならない“渋かわ”ベーシックカラーの配色レッスン【夏コーデのマンネリ打破】」8 月20日公開予定