mi-molletでドラマ&タレント分析記事を手がけているライター山本奈緒子さんと、ドラマウォッチャーの編集者N。長年にわたって芸能記事を企画し、当たるドラマ、ブレイクする俳優を嗅ぎ取る能力においても信頼度バツグンの2人。そんな彼女たちに放送中のドラマの見どころや行く末について、皆さまにご披露いただく短期集中連載がスタートします。
限りある貴重なお時間、このドラマを見続けるのかやめるのか(!)の参考にしていただければと思います。
ちなみに、「イケメンオリンピック」「イマドキ3K男子」など数々の芸能記事を作りヒットさせてきたのもこの2人組。世に“ヘビ顔男子”という言葉を生み出しのも、「ヘビ顔男子がきている!」(2013年)というページがきっかけだったのですよ~。
第一回は、横浜流星さんの色気が話題の『私たちはどうかしている』について!
横浜流星さんのインタビューカット、出演シーンをもっと見る>>
『私たちはどうかしている』原作コミックを1話無料公開中!>>
ライター山本奈緒子 タレントインタビューや流行事象の分析記事を専門としており、仕事柄、話題のドラマ、映画はほぼ全てチェック。女性誌「vivi」でブレイク前の若手男子を発掘する「tokyo boy cam」を連載。爬虫類顔の男性が好みで、好きな芸能人は綾野剛、Kiss My Ft2の藤ヶ谷太輔など。
編集N 究極のテレビ愛好家でドラマウォッチャー。女性誌で長年、芸能記事を担当。イケメンのジャッジにおいては人一倍厳しく、雰囲気イケメンを許さない。好きな俳優は木村拓哉と妻夫木聡。
横浜流星のカッコ良さがどうかしている!
山本 なんと私たちがドラマについて熱く語り合う連載がスタートすることになりました。
編集N 嬉しいですけど、我々の話なんかでいいんですかね。まあでも山本さんが注目していたドラマって、わりと当たりますからね。前クールでも、放送前から『私の家政夫ナギサさん』が大化けするかも、と言ってましたもんね。
山本 おお、覚えてくれていましたか! 嬉しい。
編集N 今クールはどのドラマに注目しているんですか?
山本 実を言うと放送前はどれもあまり惹かれていなかったの。でもフタを開けてみてヤラれたのが、水曜ドラマの『私たちはどうかしている』。いろんな意味で抜群に面白いですね。
編集N 『私たちはどうかしている』は、横浜流星のカッコ良さがどうかしていますよね。
山本 上手い! でも本当に、彼の少女漫画の王子様ぶりがパワーアップしていてもはや敬意すら覚えます。
編集N テンションが昼ドラ調なこととか、ヒロインがいつも持っている母親からの手紙が何度濡れてもインクが滲まないこととか、細かいことは全てぶっ飛ばして、ただただ横浜流星を愛でれば良い、というドラマになっていますよね。
山本 最初は、ゴールデン帯のドラマにあり得ないこの昼ドラ調に困惑したけど、何というか、横浜流星の色気の質とこの空気感が奇跡的に合ってるのよね。
編集N たしかに、ドラマの怪しさと横浜流星の濃厚な色気が噛み合っている!
山本 このドラマの原作漫画って、胸キュン要素の多いサスペンスじゃない? だから最初にキャスティングを聞いたときは正直、「横浜流星と浜辺美波かあ。若い子のラブストーリーにはもうついていけないわぁ」と腰引け気味だったの。それがまさか、こんな攻め方をしてくるとは……。
編集N 横浜流星の色気って、ちょっと昭和でいいんですよね。
山本 そうそう。『初めて恋をした日に読む話』のゆりゆりでも思ったんだけど、ああいうちょっと不良っぽいカッコつけ感がイタくならない男の子って、最近見なかったから、かなり新鮮だったんだよね。
編集N 製作サイドも、このドラマをどう見せていけばいいのか分かったみたいで、第2回から早くも横浜流星の魅力全開で振り切ってきましたよね。
山本 ホントに。手つなぎ、壁ドン、後ろからのハグ、そして美しすぎる流し目のオンパレード。最近、若い子の間で「ぱお~ん」て嬉し泣きを意味する言葉が流行ってるらしいけど、このドラマの横浜流星のために生まれてきたような言葉だわ、と思いましたよ。
編集N 彼って鼻筋が通っていて、アゴの線も唇の形も美しい。本当に綺麗な顔をしているんですよね。
山本 まさに国宝ですよ、国宝。
編集N 「国宝級イケメン」という言葉は抵抗があったんですけど、初めて使っていいと思える人に出会えました。
横浜流星さんのインタビューカット、出演シーンをもっと見る>>
『私たちはどうかしている』原作コミックを1話無料公開中!>>
- 1
- 2
Comment