44歳の秋。自分のトリセツを、ゆるゆると書き換えるタイミング

0
 

mi-mollet5周年、おめでとうございます!
この5年の間に、外からワクワク眺めていた一読者から、ありがたいことに中から発信のお手伝いができる「仲間」になれたことは、私の中でちょっとした自慢です。

 

今回いただいた「婦人のひと休み」というテーマ。
世の中が新常識に変わりつつある原因である「コロナ」について書こうかと最初は思いましたが、諸先輩の方々がすでに素晴らしい記事を書かれているのを拝読して、ならば私は蟻の目で、最近の自分の身体の変化について書かせていただきますね。

現在43歳。秋で44歳。
子供の頃から大汗かきで暑がり。
「マグマ」というあだ名がついていたほど年中アツアツだったこの私が、数ヶ月前からレッグウォーマーが手放せない生活を送っています。冷房の効いたタクシーやスタジオの中、足首が氷のように冷え固まり、放っておくと下半身全体が重だるくなるという。(でも頭からは汗が吹き出している!)

な、なんと…! 冬にセーターを着るために中に冷却インナーをわざわざ着ていた、この私が!!

そういえばと自分のあれこれを観察してみると……。
夜中にトイレに起きる回数が増えた。
ドラマを観てても俳優の名前が思い出せない。
顔のシミより身体のシミが増えた。
前より肉の油がもたれるようになった。
身体のラインの変化は…書くまでもありません(苦笑)。

最初はジタバタしましたが、なんだかミジメになってやめました。本音を言うと、悩むのに疲れました。二人三脚でここまでやってきた私の身体。

無理に身体を「今までの私」に引き寄せず、私が身体の変化に歩み寄ることにしようと、これは一旦立ち止まり深呼吸するタイミングなのだと受け止めました。

そう決めた時、なんでしょうか、パッと霧が晴れた感じがしました。

「婦人」というのは、今まで当たり前のように取り扱っていた自分のトリセツを、ゆるゆると書き換える能力のある人なのでは、と考えます。

他人と比べず、過去の自分と比べず、今の自分の輪郭を優しくなぞれる人。幼さではなく、若さのある人。私もそんな婦人になるべく、自分のトリセツを書き換え始めているところです。

まだほんの数ページですが、まさに「婦人のひと休み」だと思って、焦らずのんびり、自分の身体を抱きしめていきたいと思います。


前回記事「自由に生きるための、小さな魔法」はこちら>>