メイとナギサさんのほっこり恋愛を永遠に見ていたい!

ドラマ『私の家政夫ナギサさん』最終回は大森南朋の男モードに萌え必至【祝!再放送】_img0
撮影/岩田えり(ミモレ2019.10.10より)

山本 でもこうして終わりが近づいてみると、結局このドラマって、ナギサさんとメイのほっこりするやり取りを見てるのが幸せだったんだな~と思いました。だからあと一回で終わってしまうなんて早すぎるよ。予告編でナギサさんが出勤するメイをベランダから見送ってるシーンがあったけど、むしろここからスタートしてほしい!って感じ。ここで終わるなんて、ようやく完成した料理を食べようとした矢先に取り上げられる、というような気分だよ。

 

編集N それだな、まさに。パート2を作るべき。

山本 男女が逆転したときに夫婦はどうなるか、というのをこの二人で丁寧に描いていったら面白そう。お母さんのように口うるさくなるナギサさんとか、家のことが全く分からないダメ夫みたいなメイとか。二人がやったら上手いだろうなあ。

編集N 見たい見たい!

山本 もはやお仕事ドラマor恋愛ドラマとか飛び越えて、一話完結ものの事件ものとかになって、ナギサさんがヒントを授けてメイが解決する。そんなドラマになってほしい。で、毎回メイが「やっぱりナギサさんてすごーい♡」とか言う、“ほっこりキュン”なシーンが入るの。

編集N いや、それはちょっと意味が分かりませんけど。でもパート2はいいですね。本気でできないんですかね? 

山本 ネットのコメントを見ても、続編とかスペシャルを望む声は多いんだけどね。あとは自由に描かせてもらってもいいんじゃないかな。

編集N ですね。結局みんな、この非リアルなほっこり感に浸っていたいだけだと思いますから。

山本 そうそう。今クールのドラマって、『半沢直樹』と『ナギサさん』がヒットしているじゃないですか。かたやドロドロの足引っ張り合い、かたやほっこり系と両極端だけど、どちらも非リアルというところでは共通しているんだよね。いろいろ現実が辛いから、ドラマの世界ぐらい徹底した非リアルがいいのかもしれない。

編集N だから私も、横浜流星の非リアルな色気に萌えているのかもしれません。 

山本 辛いのは現実だけでいい、と……。ということで、求ム、『ナギサさん』パート2です。

編集N ええ、皆で声を上げて訴えていきましょう!
 

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【再放送スケジュール】
■TBS『私の家政夫ナギサさん』ディレクターズカット版全話一挙放送SP
12月28日(月)
あさ 6時~7時50分
あさ 8時~11時50分
ひる 12時~18時30分
文/山本奈緒子 構成/藤本容子


前回記事「ドラマ『私たちはどうかしている』横浜流星の”どうかしている”色気に歓喜!」はこちら>>

著者一覧
 
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映画ライター 細谷 美香
1972年生まれ。情報誌の編集者を経て、フリーライターに。『Marisol』(集英社)『大人のおしゃれ手帖』(宝島社)をはじめとする女性誌や毎日新聞などを中心に、映画紹介やインタビューを担当しています。

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文筆家 長谷川 町蔵
1968年生まれ。東京都町田市出身。アメリカの映画や音楽の紹介、小説執筆まで色々やっているライター。著書に『サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画』(洋泉社)、『聴くシネマ×観るロック』(シンコーミュージック・エンタテイメント)、共著に『ヤング・アダルトU.S.A.』(DU BOOKS)、『文化系のためのヒップホップ入門12』(アルテスパブリッシング)など。

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ライター 横川 良明
1983年生まれ。大阪府出身。テレビドラマから映画、演劇までエンタメに関するインタビュー、コラムを幅広く手がける。男性俳優インタビュー集『役者たちの現在地』が発売中。twitter:@fudge_2002

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メディアジャーナリスト 長谷川 朋子
1975年生まれ。国内外のドラマ、バラエティー、ドキュメンタリー番組制作事情を解説する記事多数執筆。カンヌのテレビ見本市に年2回10年ほど足しげく通いつつ、ふだんは猫と娘とひっそり暮らしてます。

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ライター 須永 貴子
2019年の年女。群馬で生まれ育ち、大学進学を機に上京。いくつかの職を転々とした後にライターとなり、俳優、アイドル、芸人、スタッフなどへのインタビューや作品レビューなどを執筆して早20年。近年はホラーやミステリー、サスペンスを偏愛する傾向にあり。

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ライター 西澤 千央
1976年生まれ。文春オンライン、Quick Japan、日刊サイゾーなどで執筆。ベイスターズとビールとねこがすき。

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ライター・編集者 小泉なつみ
1983年生まれ、東京都出身。TV番組制作会社、映画系出版社を経てフリーランス。好きな言葉は「タイムセール」「生(ビール)」。18年に大腸がん発見&共存中。

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ライター 木俣 冬
テレビドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書に、講談社現代新書『みんなの朝ドラ』をはじめ、『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』ほか。企画、構成した本に、蜷川幸雄『身体的物語論』など。『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』『連続テレビ小説 なつぞら上』などドラマや映画のノベライズも多数手がける。エキレビ!で毎日朝ドラレビューを休まず連載中。

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ライター 渥美 志保
TVドラマ脚本家を経てライターへ。女性誌、男性誌、週刊誌、カルチャー誌など一般誌、企業広報誌などで、映画を中心にカルチャー全般のインタビュー、ライティングを手がける。yahoo! オーサー、コスモポリタン日本版、withオンラインなど、ネット媒体の連載多数。食べること読むこと観ること、歴史と社会学、いろんなところで頑張る女性たちとイケメンの筋肉が好き。寄稿中の連載は、
「yahoo!ニュース」『アツミシホのイケメンシネマ』
「COSMOPOLITAN」日本版『女子の悶々』
「COSMOPOLITAN」日本版『悪姫が世界を手に入れる』
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ライター 山本奈緒子
1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『FRaU』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。

 
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