10月21日(私がこのコラムを書いている日)に、カトリック協会のローマ教皇が史上初めて、同性カップルの法的権利を認めるべきだ、とコメントを出しました。
ゲイだろうとなかろうと、それは神の子供であることに間違いなく、「その人たちの側に私は立つ」という言葉は素晴らしいものです。
このような世の中の動きに従わず、アメリカの最高裁が保守派に握られて、何年もの時を経て戦って得た人権を後退させるようなことがあってはならないのです。
もしも、あなたの愛する友達や、家族、まして自分の子供がLGBTだからといって、あなたのその人に対する愛が変わるのでしょうか?
もちろんその愛する人が、偏見や差別に対して戦っていかなければならないことに、不安や恐れを感じることもあるでしょう。でもその人の持って生まれたものを否定するようなことは本当の愛ではないはずです。
数年前に、私の親友もカミングアウトをしました。
長年、女性と結婚し、2人の間には素晴らしいティーンエイジャーの子供もいました。
もちろんその奥さんは大好きで結婚した相手です。
何年もかかってやっと下した判断です。その判断はショックではありましたが、子供たちや彼の両親にはいち早く理解されました。
彼の奥さんは他の誰よりも理解に苦しんだようですが、今では新しいパートナーにも恵まれました。
私の周りには彼を含めてたくさんのゲイの友達がいます。その中でも親友と呼べる人の大半がゲイです。
それぞれに違った環境で、決してシンプルではない生き方をしてきましたが、彼らなりに苦しみや悩みを乗り越えて、やっと正式に結婚しているカップルがたくさんいます。
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2013年8月、ニック、アルバロの結婚式。エミリオ・プッチのオーナーが所有するお屋敷で行われました。
皮肉なことに、新しく連邦最高裁判事に選ばれるかも知れないエイミー・コニー・バレットは熱心なカトリック教の信者です。
彼女に彼女が信仰する宗教の最高権威であり精神指導者のローマ教皇の言葉が、届くことを祈るばかりです。
前回記事「自分に合うランジェリーを選ぶ大切さ〜無印良品からフランスの高級ブランドまで」はこちら>>
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