タレントのアン ミカさんとともに、人生の第二ステージ「セカンドステージ」を前向きに考えていく連載です。

夫婦・親・子どもとの関係や職場の人間関係や自分自身の将来や健康など、人生の第二ステージを前にしたミモレ世代の悩みのタネは尽きません。今回はミモレ読者から寄せられたお悩みをアン ミカさんとともに考えていきます。

 

日常の変化を嘆くのではなく、この悩める時間を、これからの人生を前向きに舵取りしていくための準備期間に充ててみませんか?

採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答します!
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【人間関係にまつわるお悩み】

55才、女性の多い職場で働き7ヶ月。

圧のある女性、持ち上げられないと嫌な女性、自己顕示欲の強い女性、悪口陰口の多い女性、自我が強い女性、やられたらやり返す女性……、などなど、苦手な人が多く毎日精神的に疲弊しています。仕事後、外で1時間立ち話。一緒になって話に加わらないでいると「何を考えているのか?」と陰で言われたり。

私は兎に角、面倒なことはもう懲り懲りなだけ。誰に対してもフラットに付き合っていますし、誠実に仕事をこなして帰る、を繰り返しています。このような女性特有の繋がりの中でストレスを溜めないようにするにはどうしたらいいでしょうか?
(キラピカ・55歳)
 


社会性というのも、ひとつの器だと思います


お悩みを寄せていただきありがとうございます。お悩みを拝読して思ったのは、キラピカさんは、これまで男の人も多い職場で働かれていた方で、急な環境の変化に戸惑っているのかな?というのがひとつ。もうひとつは、だれにでもフラットでサバサバした態度で接するのは素敵なことですが、職場の女性たちに対しての見方を、自分の中で少し決めつけすぎてしまっているのでは……というのが気になりました。

面倒なことはもう懲り懲りと書かれているので、あなたはかなりサバサバした方で、もしかしたら過去にも何か女性の人間関係で辛いことがあったのかもしれません。ただ、ひとつ言えるのはどこに行っても、個性の強い人はいますし、他人を変えるのは難しいということです。なので、その環境下で豊かな時間をつくるには、人を見る目を変えるか、自分の対処の仕方を変えていくしかないのかもしれません……。

“もう面倒なことに関わりたくない”という気持ちはとてもよく理解できますが、私は社会性というのもひとつの器だと考えています。特に、女性特有のつながりの中では、ある程度話を聞いたり、共感をしたりという部分も大切。なにも友達になる必要はなく、職場の知り合いとして、もう少しゆるく柔軟にお付き合いしてみると、自分の器を広げるきっかけになるかもしれませんよ。

私も長い間、女性が多い世界で仕事をしてきました。なので、いつも心がけていたのは、同じように自分自身も不完全だと認識したうえで、「いつも笑顔で毅然とする」。同じ笑顔でも、ふにゃふにゃしていると、軽く扱われてしまったり、人に流されたりすることもあるので、あくまでも毅然としていることが大切です。

たとえば悪口を話している現場にいても、その話題には乗らず、「へぇ〜」と相槌を打って、受け流していると、「この人はこういう話題に乗らない人なんだ」と認識されます。そのときも笑顔でいれば憎まれはしません。反対に、強く注意してしまうと、その人は「ただ聞いて欲しかっただけなのに……」と恥をかいたという恨みに変わることもあるため“受け流す”程度にして、私は笑顔で毅然とする「のれんに腕押し戦法」をとるようにしています。人から持ち上げられないと嫌な女性に対しても、無理に持ち上げたりはしないですが、その人の着ている洋服がきれいだったら「素敵なお洋服ですね。どこで買ったんですか」と声をかける。それでひとつ機嫌がよくなるのであれば、それってとても素敵なコミュニケーションではないでしょうか。無理して褒める必要はないけれど、それでハッピーになるならいいじゃないか、と考えています。

 
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