スタイリスト佐藤佳菜子さんは、ファッション雑誌『BAILA』や『Oggi』を中心に活動、また多くのファッションブランドとコラボしたり、ファッショントークショーをしたりと、引っ張りだこの人気者。そんななか、2018年の結婚を機に、夫が住んでいるロンドンへ引越しされ主婦に!東京で超多忙な毎日を過ごしていた佐藤さんは、ロンドンでどんな生活を送っているのでしょうか?

 

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仕事で出会ったデザイナーと国際結婚し、ロンドンに移住

ウェディングドレス/ソフィーエヴォイラ

「夫は、スタイリストの仕事でもよくお世話になっているブランドのデザイナーで、イベントで来日しているときに知り合いました。夫は日本語を喋れないので、会話はすべて英語。私は元々日常会話くらいは喋れましたが、お付き合いするようになってから、本格的に英会話スクールへ通い始めました。
5年くらい遠距離でお付き合いをしたあと結婚。

結婚式で着たウェディングドレスは、ソフィーエヴォイラのもの。結婚式だからといって、お姫様みたいなフリフリのドレスを着なくてもいいと安心させてくれたブランドです。

2018年にビザがおり、夫が住むロンドンへ移住しました」


東京では趣味がなかったから、急に暇になって困った

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「大学を卒業してからずっとスタイリストとして慌ただしく働いてきたので、ロンドンに引っ越してなにもやることがなくなったら、一気にダメ人間になってしまいそう……本気で思いました。以前からずっと自分のために遊ぶのが苦手なんです。趣味もなくて。ロンドンでできる知り合いも、基本は夫の友人ですし」


年に4〜5回帰国してスタイリストの仕事を続けるデュアルライフがちょうどいいと気づいた

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「幸い、これまで仕事でお世話になっていた方が、日本帰国時に仕事のオファーをくれたこともあり、(コロナ禍になる前までは)年間4〜5回は日英を往復して、スタイリストの仕事を続けることにしました。
年間4〜5回も帰国していると、しょっちゅう飛行機に乗っている感じで、せわしないですが、私にはそれがちょうどよかった。日本では働いて、ロンドンでは家族でゆっくり。オン、オフの切り替えができるから、どちらの生活にも飽きなくて、私にぴったりでした」


日本とイギリス、携帯の2個持ちでどちらでの生活もスムーズに

「日本とロンドンをしょっちゅう行き来して、日本でスタイリストの仕事を続けるのは大変ではないかと言われますが、ロンドン用と日本用のスマホをそれぞれ持っているからか、意外と平気です。

日本用のスマホは日本の携帯電話会社と契約したままの状態で持っているので、帰国時に携帯電話やWi-Fiルーターをレンタルする手間などもかかりません。空港についた瞬間から、ふつうに携帯電話が使えるため、すぐに仕事をスタートすることができます」


※掲載のアイテムはすべて本人私物です。現在は販売していないものもありますので、ご了承ください。

撮影/長田克也(aosora)
スタイリング・出演/佐藤佳菜子
構成・文/高橋香奈子
 

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